兎と亀

緩まないリズム

加速する社会

風に乗る人たち

その速さについていく必要ようなんてこれぽっちもありゃしない

私は  私で  彼らは  彼らで  創るのでしょう?

いつも走るのが遅いって言われた私だけど

のろまな亀と言われたって  

それしかできないの

少しずつしか進めないの

でも  その軌跡は確かなものがあるから

私は  のろまな亀で良い

一歩  また一歩と  自分の足で踏みしめ

進むの

兎のように  ジャンプはできないけれど

確かに  創れた記憶はそこにあって

納得したとか言う名の小さな自信があって

進むんだ  また少しずつと  




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