マガジンのカバー画像

読書記録

8
運営しているクリエイター

記事一覧

読後つれづれ『こまどりたちが歌うなら』寺地はるな

この本を読んで思い出したことがある。

・その昔、社内にソリの合わない人がいて(上司ではないけど立場は上)、その人に「だからお前はダメなんだ」的なことを言われた。結局その人がどうしても受け入れられなくてその会社をやめたけど、後日たまたまその人がSNSに家族団らんを投稿しているのを見て、「ああ、この人にも家族がいるんだな」となんだか複雑に思ったこと。

・それから、別の会社で勤めていたとき、すぐそば

もっとみる

読後つれづれ『キレイはこれでつくれます』MEGUMI

美容本。
私でも取り組めそうなものがいろいろと。
フェイスマスク、泥パック、ピラティス、サウナ、酵素浴、頭皮マッサージ。。。

今年は美容に力をいれよう。

読後つれづれ『わたしたちに翼はいらない』寺地はるな

帯に「サスペンス」と書いてあったが、火サスのような展開はない。
敢えて言うなら脱皮の物語。

「そんなこと」「今更」。そう言われるような出来事の積み重ねが日常だったりする。
だから、「そんなこと」や「今更」を侮ってはいけないんだよな。。。

ラストがよかった。

読後つれづれ『はーばーらいと』吉本ばなな

盲信は凶器になる。
…という話ではなく。いや、題材はそこなんだけど。

どこかほのぼのと感じる話。
どんなことがあろうと、ほのぼのを感じて、感じさせて生きていくということが強さなのかも。

読後つれづれ『光のとこにいてね』一穂ミチ

恋でもない、友情とも少し違う。ソウルメイト。
本能で惹かれ合う2人。

印象的だったのは、終盤の果遠と水人のシーン。
果遠の想いに泣いた。

光のとこだけが幸せとは限らない。
影にある幸せ。

読後つれづれ『夜空に泳ぐチョコレートグラミー』町田そのこ

いろんな理不尽を抱えて生きているけど、そこから見つける幸せ。希望。
誰もが何かを抱えながら生きている。
それでも前を向けば何かがある。
そんな風に思わせてくれる本。

読後つれづれ『サウスポイント』よしもとばなな

2回目の読了。ハワイ島に行った後だと景色が目に浮かぶ。
もう一度ハワイ島に行きたくなる。
行ったら何か奇跡が起こるような。
そんな気持ちになる小説。

読後つれづれ『絶唱』湊かなえ

阪神大震災を題材にした連作短編。
最初の作品の方が重い設定で、少しずつ軽くなっていく印象。
トンガってどんな国なんだろう。