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トルコ語のşaşıと漢語の斜視について

そういえば、大人になってから英語を再び学び始めたきっかけが日本語に興味のあるトルコ人とネットで出会ったことだったり、ゲームとかでトルコ人と仲良くなったり、家の近くで売ってるケバブを好きになったり、僕は何かとトルコとの縁が多い

トルコなんて遠い国、中国の先にある砂漠を抜けて、カスピ海を迂回しないといけない、その距離8000km以上

昔の人たちは馬に乗ってその距離を超えていたんだろう、それが時代が進むごとに船舶、航空機と新しいものが次々と登場していき、今ではインターネットによってトルコだろうと地球の裏だろうと世界の果てだろうとどこでもだれとでも交流することができる

それでも、僕たちにはまだ言葉の壁があるけれども


前書きが長くなったが、トルコ語のşaşıについて

トルコ語にはşaşı(shashu)という言葉がある、これは斜視という意味だ
なんとなく音が似ている、偶然なんだろうか

その他の言語だと
中国語だと斜视でxie2shi4(斜视って言わないのかもしれないけど)
韓国語だと사시でsasi(これも사시って言わないのかもしれない)
日本語のは斜視でshashi

これらはどことなく似ている、日本語や韓国語や中国語で同じような単語があっても不思議じゃないけど、どうしてトルコ語にも似たような単語があるんだろう

トルコの友達はşaşıは中国語から来たんじゃないかと話していた、たしかに中国とトルコはまったく縁がないわけじゃない、ちまたでよく話が出てくる”ウイグル人”は、トルコ語に近い言葉を話すとされている

実際にトルコの友達数人に何回かYoutubeにあるウイグル語の動画を聞いてもらったことがある、わからない部分も多いけど、少しだけは彼らの会話がわかるようだ

中央アジアは多くの人たちが移動を繰り返してきたので、中国の言葉が遠くアナトリアにあったとしてもおかしくないのかもしれない

ことばはどこかで繋がっている、それを知ると嬉しくなる

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