しあわせの種
パチンと音がして
ポトリと落ちた
跳ねて転がる
新しいどんぐり
まだ
誰にも踏まれていなくて
まっさらな
しあわせの種
わたしが最初に
みつけたの
⭐︎
森歩きの頻度も少しずつ上がってきました。
森とはいっても、人の手のはいった森林公園ですが、ここは都市部の住宅地。日々の暮らしの中で氣軽に親しめる自然としては充分です。
その森の中の、小高い丘にある木立の中で一服したり、noteを開いたり、体を動かしたりするのが、今年になってからのお氣に入り。
もう少し寒くなったら、また、日当たりのよい草地の広場が恋しくなるかもしれません。今はまだ、体を動かすには、このくらい冷んやりしていた方が快適です。
もう、太極拳の套路を始めて長いのですが、ようやく動きのコツを得てきました。
肚も指先(手足の)も相思相愛。
そんなことを実感しながら、丹田(肚)に力が通るようにバランスをとりながら動くのがここ最近のわたしの楽しみです。
丹田を使えるようになってくると、軽やかなのに重さと粘りも生まれる動きの滑らかさが快感になります。
その状態だと、息もよく巡り、氣も体の隅々にまで行き渡るので心身共に至福に満たされます。
今日は套路をしていたら、ひとひらの蝶がわたしに纏わりついて困りました。
套路もちょうど中盤で、氣も高まっていたのでしょう。蝶もエネルギーが欲しかったのかな?
⭐︎
帰り道。
森の遊歩道を歩いていたら、足元にどんぐりがたくさん落ちていました。
踏まれたのも、まだ綺麗なのも沢山あって。しゃがんで見ていたら頭上でパチン!と音がしました。
乾いた森の空氣には、木の実が落ちる音が、それはもうよく響きます。
ポトリと音のする方をみたら、落ちたばかりのどんぐりが土に当たってとび跳ねていました。
まだ誰にも踏まれていない真新しいどんぐり。
それだけのことが、子供のように嬉しい森の帰り道でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございます💖 スキやサポートにも心より感謝申し上げます。 ぜひ、また遊びに来てくださいね🦋✨