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エッセイ

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2022年10月の記事一覧

登場人物Aの考え

登場人物Aの考え

言葉の受け取り方というのはさまざまだなぁと思わずにはいられなかった。そして「なんだかなあ」と思った。

言葉の受け取り方が決まっていることを平等に学べるのは学校である(別に塾やフリースクールでも良いんですが。子どもの頃に勉強や人間関係の構築を知る場の例という意味です)。数学には数学の解き方があり、理科にも理科の解き方がある。「公式」という便利なものまである。
「国語」も受け取り方が決まっている。小

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普段しないことをして。

普段しないことをして。

文字が認識できなくなって、ちょっとずつできるようになってきて、食事や生活用品の買い物掃除では使わない脳を使う練習をすることになり、私は外国語を毎日眺めている。計算ドリルを解いたり、漢字を書いたりする人もいるようだ。私は午後になると、普段使わない外国語を眺める。声に出して読む。とても分かる時と、全く分からない時があるのは不思議だ。分からない時は、やはり?と思い、分かる時は、良かった!と思う。分からな

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忘れる

忘れる

去年姪と話をしていて、日記帳が欲しいと言うので、姪の分を買うついでに、自分用に5年日記というのを買った。

今、書いているページをめくるのは2回目ということになる。去年のこの日にこのアーティストを見たのかと気づきしばし感動することもあるし、去年と同じだな(私、ずっと調子悪そうだな)と思うこともある。

全く違うこともあって、人との関係が1年でこんなに変わるもんかねと驚いたりもする。

去年の今日の

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