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中国グランプリ直前企画「F1ざっくり解説: 2026年問題」

本日も読んでいただきありがとうございます!
今週末は、中国グランプリということで、今回はF1の2026年問題についてざっくりと解説してみたいと思います。

最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
それでは行ってみましょう!


2026年問題とは

言い訳をしておきますと、2026年問題というのはわたしが勝手にいっているだけで、他の人にF1の2026年問題といっても通じません(多分)のでご了承ください。

2026年に何が起こるかというと、F1のルールが大きく変更されることが決まっています。
今回は、その中で最も大きく変わるエンジン部分を中心に解説していきたいと思います。

あらかじめ申し上げておきますと、本解説は詳しいことがわからない方向けに、あらかたこんなことが起こっているんだというのは知ってもらうことを主眼に解説していきますので、一般的にF1界隈で使用している言葉とは違うかもしれませんし、細かいところはかなり割愛して解説していますので、その点あらかじめご理解ください。

大きな変更点

大きな変更点としては、1.エンジンにおいて電気による出力割合が大きくなるということと、2.燃料が変わるということの二点です。

エンジンの変更点

以前の解説で、現在のF1のエンジンはハイブリッドエンジンになっているといいました。

ここでハイブリッドエンジンというをざっくり説明しますと、普段はガソリンエンジン(内燃機関)により推進力を得て、ブレーキをかけるときに発電機を回して発電し、その電気を推進力に使用するという仕組みです。
ここでポイントなのは、内燃機関による推進力と電気による推進力の割合です。
現在のF1エンジンでは、内燃機関による推進力と電気による推進力は、8:2となっていますが、2026年以降のエンジンはこれを5:5にするよう規定されています。

いくつかの課題
最も大きな課題は発電をどうするかという問題です。
先にお話しした通りF1のエンジンも、概ね走行中のブレーキング時に発電を行っていますが、今までの2倍以上発電をするとなるとブレーキング時の発電だけでは賄うことができません。

おそらく、内燃機関で加速していく際にも発電をするということも考える必要があるかもしれません。

加えてバッテリーが大型化するため、車が今よりもかなり重くなってしまうことも課題です。

燃料

2026年からは、燃料についても100%カーボニュートラル燃料に変更となります。
細かいところは、はっきりと解説されている資料があまりなかったのですが、簡単にいうと今までのF1に用いられた燃料と比較すると燃えにくい燃料ということになります。

燃えにくいということは、パワーが出にくいということになるので、発電機部分に加えて内燃機関も大幅に見直しが必要になってくるということになります。

まとめ

今回は、エンジン部分を中心にお話をしましたが、ボディ部分についても大幅に規定が変わることが予定されています。

規定の変更は、各チームの勢力図の大きな変化につながるので、F1に注目している人たちは、今シーズンも注目しながら、2026年に向けて各チームがどういった動きをしているのかに興味津々だったりします。

現在、独壇場となっているレッドブルが2026年以降は中盤グループになってしまうかも⁉️

今回は以上になります!
最後まで読んでいただいてありがとうございました!

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それではまた次回!

参考


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