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良いnote

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個人的に、とても個人的に、いいな、と思ったnoteを集めるマガジン。
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2023年11月の記事一覧

死んだ恋人から届いたメール

いらっしゃいませ。 bar bossaへようこそ。 いつもバーで聞いた話や、バーにまつわる話を書いてきましたが、せっかくクリスマスが近いので、こんなお話を。

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隠居済み無職がタイミーさんになってみた

Twitterで煽られたので、隠居済み無職にも関わらずタイミーさんになってみました。このエントリはその記録と感想です。 経緯よく行く飲食店でも「タイミーさん」を見かけることも増えてきたので一回くらいやってみたいと思いつつ、知らない人に会ったり知らない職場で働くことのストレスから避けていたところ、Twitterで知人に煽られたのでその勢いでタイミーに登録し、即日働きに出かけたのでした。 働くまでの流れとりあえずタイミーのアプリをインストールして本人確認のための情報を登録した

「介護」が気になったら最初に読むnote

きっと、この記事を読もうとnoteを開いた人は、どこかすがるような気持ちがあってのことだと思います。 ようこそ、おいでくださいました。 もう大丈夫、と言ってあげたいのですが、わたしができるのはあくまでもお手伝いだけ。しかも、テキスト上で。 実際に、介護を受けるかどうか考え、決めて、関係各方面を調整し、いろんなところに出向くのはあなたです。 わたしは、正解を提示することができません。 自分らしい決断というものを信じ、突き進んだり軌道修正したりするのは、あなたです。 こ

簡単に模倣できるプロダクト

珪藻土バスマットみたいなものは、技術的に作れてしまうと、差別化がかなり難しい商品なんだろうなと思います。 デザイン的な要素も小さいですし、機能面や耐久性なども複数同時に比較しにくく、結局、価格や買い易さみたいなものが、商品の販売戦略に大きい要素を占めてしまうものです。 珪藻土をバスマットなどに応用して商品化したのは、ブランドとしては、多分、soilが初めてだと思います。今は、会社としても切り分けられ独立法人になっているようですが、元々はイスルギという金沢にある老舗左官業を

長い昼寝のあとで

気温が25度を超えた11月の夏日、とろりとした眠気に襲われた。 定時で退勤し、猫のようにシーツに潜り込む。頰にあたるタオルケットの冷たさと、頬からゆっくりマットレスに沈み込んでいくような感覚。なんだろうこの懐かしさ、と思いながら眠りに落ちた。 深夜、目を覚ますと額にはじんわり汗をかいていて、喉がカラカラだった。氷を入れた水をごくごく飲んでいたら、さっき感じた懐かしさの正体は、 幼い頃の夏の記憶だと気付いた。 小学生の頃、夏になるとよく、ひとりで逗子の海を泳いでいた。泳ぐ