どうやって社内で高評価を得るか

一般的には賞与と昇給があると思いますが、それを評価してもらうための目標設定が大事ですね。
会社によって、半年に1回であったり、1年に1回であったりは異なると思いますが、会社や上司に評価されて初めてあなたのお仕事の成果が賞与や昇給につながると思っています。

その中でも、一つ感じるポイントとして、日本人はアピール下手だと思います。
日本人の良いところとして、謙虚が挙げられます。
それはそれで良いことなのですが、考課面談時には、思いっきりアピールすべきだと思います。
少し横道にそれますが、海外はアピールしまくりです。大袈裟にいうと、やってないこともやったかのようにアピールする図々しさもあったかな、と思うくらいです。そこは上司として、ちゃんとやったのかのエビデンスを見て評価すべきですが…
で、ここからが個人的に大事だと思っているのですが、アピールするだけアピールして、上司がそこそこの評価しかしてくれなかった時、「ま、そんなもんだよね。よし、次!」というドライさ/潔さがある点です。ネチネチと"あの上司、全然評価してくれない!あいつはおかしい"などとやらないことです。それは、アピールする場で散々調整しておけばいいと割り切っているのでしょうかね。でも、日本は見倣ってもいいのではと思った点でした。

さて、本題に戻ります。日本はアピール下手の点。
会社や上司は、たくさんある中の一人の考課にそんなに時間をかけてられないかもしれません。また、半年や毎年の繰り返しになっていて、少し流れ作業になってしまっているかもしれません。そうすると、今回もこの評価でいいか、となってしまっているかもしれないです。せっかく半年or1年頑張ったのに、それがそんなふうに簡単に評価されてしまうのは非常に勿体無いと思います。そのため、この場面では、こちらから積極的にアピールした方がいいです。上司が気づいていなかった点が、アピールされて気づくことがあると思います。また、人事部が最終取りまとめしている会社については、間接的な評価者として、人事部へアピールできるチャンスにもなります。

アピールする点は、できたこと と できなかったこと に分けられます。
できたことをアピールすることは比較的簡単かと思います。
ただし、”それって他の人でもできるよね?”と思われてしまったり、”あなたの年次やランクでは普通の成果だよね?”と言われてしまわないように注意はしましょう。結局は相対評価なので、他の人より/自分のあるべき役割よりできていることがアピール材料になります。

また、できなかったこと=今後の課題とポジティブに捉えていること です。考課時にまずは自分で振り返りをしておくべきです。次回同じことが起きたらどうすべきであったか、原因と対策をまとめておきましょう。それを上司に伝えるべきです。合っていれば次回からそれをやればいいだけですし、間違っていれば上司からFeedbackをもらって調整をしておきましょう。できなかったことをできなかったままにしていると、評価する側としては高い評価を与えたいとは思えません。できなかったことを否定することはないと思いますが、それを放置してPDCA回していないなと思われたらそれまでの人なんだなと評価されかねません。
ということで、できなかったことを隠さず、それすらもアピール材料にすべきです、ということをお伝えしたいです。

ちょっと話が変わりまして、
そもそも、半年後、1年後の考課面談でどうアピールするかを想定して、期初に目標設定すべきです。
この時150%の成果が出せました、200%の成果が出せました、というためには、どういうことが出来ていないといけないか、を目標設定時に定義しておきます。
よくやることだけを決める人がいますが、それだけでは不十分です。やったことを上司がどのように評価するかを理解し、最低でもこの基準値を越えないといけない、というレベルを理解しておくべきです。
言わずもがな定量的に評価すべきです。
あとは、上位の職責がやるべきことを普通にやった、も相対的に高い評価になります。

目標設定時/考課時においてプラスアルファ書いておくべきことでいうと、
やること:XXをやった で終わりにするのは、今後の長いキャリアを考える上では非常に勿体無いです。
そのため、下記3点くらいがもし必須でやっていなければ、必須でやっていくことをお薦めします。

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