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”繊細さん”の私が英語コーチになった理由

◆「旅のイメージが変わった」の一言で気づいたこと


以前参加したあるワークショップで
「好きなもの」についてシェアしあう時間がありました。

私は海外旅行やひとり旅が大好きなので
「旅のこんなところが好き」という話をしました。

その時、私の話をきいていた相手の方が
「今まで旅好きの人と話しても一度もいいと思わなかった
 でもかよちゃんの話をきいたら旅っていいかもって思えた」

と言ってくださいました。

おそらくですが、
それまでに彼女が出会ってきた「旅好き」エピソードは

・夜な夜なBARやクラブでお酒を飲んで踊る!
・有名な観光地を片っ端からめぐる!
・旅先の日本人同士つるんでワイワイ過ごす!
・外国人の友達をどんどん作ってワイワイ遊ぶ!
・旅先のアバンチュールが何よりの大好物!
・酒タバコハシーシたしなんで当たり前!

などなど

世界中に友達100人できるかな〜
パーティー悪ノリ楽しいぜー!

みたいな雰囲気の話だったのではないかな?と思います。

それが楽しくて旅に出る人がいても全然良い。
パリピ歓迎です。文句があるわけじゃない。

でも
それだと楽しくないんだよ
だから旅に出たくないんだよ
という人もいる。

その時気づきました。

振り返ると自分自身も・・・
旅先でパリピになれない自分を感じて
疎外感を感じたことたくさんありました。

それでも旅を好きな気持ちはやっぱり消えなくて。
私には私の楽しみ方や旅への思いがあって。
「好きなことをシェアしてください」と言われた時に
真っ先に出てくるのはやっぱり旅の話でした。
そして、「旅人っぽい」武勇伝よりも
自然体の私が感じる
もっときめ細やかでストイックな旅の楽しさ

(例えばこんな話です:https://note.com/mayorca410/n/n70cf61d717b6

をその時は話せたのです。

そしたら、そこに共感してくれる人がいたのです。
むしろ「それだったら旅もいいね」とまで言ってくれて。

それは自分にとって
「自分の足りなさと思っていたことが、欠点ではなくて個性だったのかも」
と気づくひとつのきっかけになりました。

そしてそれと同時に、
もしかして

「旅ってこういうもの」という固定観念が暗黙の了解になっていて
本当は旅が好きで旅の素質があって旅を必要としている人が
旅から遠ざかってしまっているのかもしれない。

ということにも気づいた瞬間でした。


◆「旅」を「英語」に置き換えたら


そして、もしかしてこの「旅」の部分を「英語」に置き換えても
まったく同じようなことが起きているのでは?
と考え始めました。

「英語が話せる・好きな人」≒パリピぽい

なぜだかこんなイメージがあったりしませんか?

他にも
「英語が話せる」=めちゃくちゃすごい人
「英語が話せる」=自己主張が強くてなんかすごい(アメリカ人ぽい)

英語を話すにはそんな自分にならなきゃいけないと思えたり
外国ってそういう人ばっかりいる場所なんだ・・・
なんて思うと「外国怖い」と思えたり・・・

全然そんなこと考えたこともないわ・・・
という人はそのまま考えないままで大丈夫です。
英語を楽しむも楽しまないもそのまま自由に決めて
進んでいっていただければ素晴らしい人生になると思います!

でも、わかるわかる!身に覚えある!と思った方。
もしかしたら、「繊細さん」の素質あるかもしれません。
そういう方には、この話の続きがもしかしたら
お役に立てるかもしれません。


◆こんにちは。繊細さん✖️英語オタクなkayokoです。


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「好奇心旺盛」で旅が大好き
だけど「繊細さん」。

この両極端?をひっさげて
もう41年間生きてきました。

「繊細さん」とは
「ひといちばい敏感で、五感を通じてきめ細やかに感じやすい人たち」
というイメージでお読みください。

オリラジあっちゃんがこのことをYoutube大学でとりあげてくれて
だいぶ世の中にも広まった感があります。
元々はアメリカの心理学者の方がHSP(Highly Sensitive Person)
という言葉で世に広めた考え方です。

子どもの頃から非常に敏感だった私は、自分のことを
この世の欠陥商品だと思って長年生きていたのですが
32才くらいの時にこの言葉に出会い
「欠陥ではなく個性だったのかー!!」と深く安心することができました。

そんな、人一倍感じやすいところがある私なのですが、
一方で好奇心旺盛でもあり、旅や英語が大好きです。

そして、旅や英語があったおかげで
自分の人生がすごく豊かになったと自信を持っていえます。

「英語ができるから」豊かなのではありません。
「英語があったから」です。

「ザ・旅人な武勇伝が山ほどあるから」豊かなのではありません。
「旅があったから」です。

意味不明なことを言ってごめんなさい。
要するに(?)
人一倍繊細で傷つきやすく不安を感じやすく
常に体調もイマイチ・・・
そんな私でも、
いや、そんな私「だからこそ」
「旅」と「英語」に大きく救われてきたよ
、と言いたいのです。

途中までは
「たまたま自分は旅や英語が好きなタイプなんだ」
と思っていましたが
救われるたび、そこから学ぶたびに
それだけではないかも・・・とこんな思いを強めてきました。

パリピじゃなくても友達100人作りたくなくても外国に住みたくなくても英語は役に立つ!
どんな個性の人でも、現在の英語力がどんなレベルでもその人らしく英語を身に付け英会話や旅を楽しむことは可能なんだ!
「旅」も「英語」も自分にはご縁がないと思っている人たち
(自分と似た「繊細さん≒非パリピさん」)ほど
もしかしたら英会話の素質があるかもしれない
あるいは、それを深いところで必要としているかもしれない。

「自分は別に”繊細さん”てほどじゃないし」
と思われる方も、

「けっこう大胆だし鈍感力高い方なんだけど・・・
 英語のことになるとなんか恥ずかしい・自信ない」
こんな風に思ったことありませんか?

英語への苦手意識があるとしたら
その方なりの「繊細さ」が個性の中に
含まれているということかもしれません。

「繊細さん」と「そうでない人=非繊細さん」
がパッキリ分かれるかのような書き方をしてきましたが
実際には人の個性や気質って
100ゼロではなくグラデーションの世界です。
繊細さ成分が強い人はその傾向が強く出る、逆もまた然り。

四季のうつろいを繊細に感じ
きめ細やかなものづくりで世界に存在感を示してきた・・・
そんな「日本」のエッセンスを意識的にも無意識的にも
受け継いできた私たち日本の英語ユーザーたちは
ほぼ全員の中にどこかしら
その人なりの「繊細さ」があるかもしれない
とすら私は思っています。

もし繊細さがあるとしたら
それは欠点でも弱点でもなく
ものすごく貴重なその人の宝物です。

いわば
「英語苦手」と感じるその感覚自体が宝物かもしれないとしたら。
それを隠したり卑下するのではなく
ぜひ活用する形で、英語に出会い直してほしいなぁ。
そのことで、一段深く広く、
その人らしい人生を送れるようになるかもしれないからなぁ。

そのサポートができたらどんなに嬉しいだろう。

それにはまずは私が、
自分自身の「繊細さ」を堂々とオープンにしながら
そういう人なりの英語の楽しみ方や上達方法を
お伝えできるようになりたい。

そんなことを思い、英語やコーチングについて学び
English For My Journey✈️ の名の下に
「教える」だけでなく「伴走する」英語コーチ
として生きていくことに決めました。

こんな私と出会い
「英語楽しいかも・できるかも」
「もっと自由に自分らしく人生を楽しめそう」
と思ってくれる方が一人でも増えたら
本当に嬉しいです。

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次回から、そんな私が
・どんな時に英語やっててよかった!を実感したのか
・なぜ繊細さんに英語の素質があるのか

そんな話をしていきたいと思います。

English for My Journey✈️   Kayoko Maruyama
自分も英語ももっと好きになろ!
英語コーチング/Mogumogu Lunch English

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