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先週から、ドイツの義母が我が家に滞在中です。11日間の予定。

別に私はいい嫁でもありませんし、ホスピタリティ精神はあまり持ち合わせていません。でも、滞在を楽しんでもらえたらうれしい。

あちこち出かけすぎると疲れてしまうので、家でのんびりすることを喜んでくれている義母。彼女を無理させない程度に、ぼちぼち、でかける予定を入れる。息子たちのクラス演劇、卒業式、美術館、コンサート、外食など。

昨日、義母と一緒に行ったコンサート


私は在宅仕事で、夫が仕事、子どもたちが出かけていると、私は義母と2人で平日の昼間を過ごすことになる。

私は仕事があるからおもてなしはできない。休憩時間に、お茶に誘ったり、ちょっとおしゃべりする程度。

英語で会話するのは義母には疲れることで、そんなに話ははずまない。夫が帰ってくると、義母は夫を捕まえてドイツ語で話しまくる。笑

まあ、そんな感じなので、四六時中相手をしなければいけないということもなく、ほどほどの距離を保ちながらの滞在を楽しんでもらっている。

義母は、ジュエリーアーティストとして50年以上のキャリアがある。もう引退して、仕事としては特に制作活動をしていない。

今回、義母とふたりでおしゃべりをしていて、「もしかしたら今、ちょうどいいタイミングかも?」と思って聞いてみたことがある。

わたしのもっているダイヤモンドを使ってジュエリーを作ってもらえないか・・・と。

鑑定書付き、0.5カラットのダイヤ。小さいけど、カットも色も良くて良い石。それが石のまま放置されること15年くらい?

義母に作ってもらえないかとずっと思ってはいたのだけど、ダイヤモンドのジュエリーは彼女のアートのスタイルではないかなーとか、自分の仕事で忙しいんじゃないかーーとか、リタイアしたら、もう作りたくないんじゃないかーーーとか、いろいろ気兼ねして今まで聞けずにいた。

話を持ち出したら、義母、すごく喜んでくれて、翌日には3種類くらいデザインができていた。その数時間後には、さらに3つデザインが増えていた。

「こうやって、身につけてくれる人がわかっていて、その人のためにデザインするのって、とっても楽しいのよーー」ってウキウキしてる。

ジュエリーも楽しみだけど、義母が喜んでくれているのがうれしい。義母孝行になったようで、それがもっとうれしい。




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