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子育て成功の秘訣? 子育て成功って何?

次男がシュタイナー高校を卒業しました。

入園前の家庭教育、幼稚園から小中高まで。シュタイナー教育オンリーで18年間終了。

これで私も、「子育て終了」です。私も卒業。

おめでとう。次男。
おめでとう。私。

私は、自分で「子育て成功した」と思っています。一般的に「子育て成功」が何を意味するのかはわかりません。人によって、考えは違うのだと思います。

一応、二人とも、志望大学合格という、わかりやすい成果を出してくれましたが、そんなことは子育ての一面でしかない。

私にとって、子育て成功した、といえるのは、「この先、この子は自分の人生を切り開いて行く力をちゃんともっている」と思えること。

学力もその一面だし。
何かを創り出して行く創造力もそうだし。
人と繋がっていける力もそうだし。
自分の思いや考えを伝えられる豊かな表現力もそう。
自分で考えて行く思考力もあるし。
自分で考えたことを実行する行動力もある。


でも、「この先、この子は自分の人生を切り開いて行く力をちゃんともっている」と思えること・・・って、今に始まったことじゃない、と思う。

私は、子どもが小さいときから確信がありました。

「この子は大丈夫」という確信。

これは決して、失敗しない、とか、落ちこぼれない、とか、非行に走らない、とかの意味ではない。実際、失敗がなかったわけでもないし、悩みがなかったわけでもない。子どもに問題がなかったわけでもない。

「この子は、どんなことがあっても、生きて行く力、成長する力があるから大丈夫」という確信。

大人になるまでに、そして、大人になってからも失敗するだろう。失敗すればいい。たくさん失敗しても、それを乗り越えて、成長していく力がこの子にはある。そうやって、この子は絶対たくましく、美しく、しなやかな人間に育って行く。

そう、信じて疑わなかった。


だから、問題があっても寄り添ってこれた。問題を私が解決してあげようというより、問題を子どもが自分で乗り越えられるように環境作りをしつつ見守ることができた。


今、「この先、この子は自分の人生を切り開いて行く力をちゃんともっている」と思えて「子育て成功した」と思っているけど、本当は、生まれた時からそこは変わりないんだと思う。

そこがあるから、結局ちゃんと育ってくれたと思う。

私は、自分の息子たちに対してそういう確信をもって子育てしてきた。これは私の息子が特別だと言うわけじゃない。みんな、どの子も、そうだと強く思っている。これも確信している。


でも、これ、本当だから。
人間ってすごいから。
育つ力がみんなあるから。


信じて、子育てをしてほしい。
最初から最後まで、信じて大丈夫です。




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