「お金のブロック」があっても夢を叶えてきた決め手
お金のブロックのこと
私、昔からお金のブロックがものすごく強かったです。40歳代後半で、意識的に自分のブロックを自分ではずせる技を身につけました。だから、お金のブロックもとれていきました。
でも、それ以前は、強いお金のブロックがあったのです。お金のブロックがありながらも、かなえてきた夢がたくさんあります。それについて書いてみます。
24才で起業
安定した会社で楽しく会社員生活を過ごしていましたが、24才のとき、本来やりたかった仕事をするために、辞職して起業。事務所を借りて教室をつくりました。当時の地方都市で月12万円の賃貸料。最初からランニングコスト高い。無茶だわ。笑
でも、私は、教室を開くと決めたのです。決めてから、お金のことを真剣に考えました。貯金もたいした金額ではないし、信用もないから借金もさせてもらえない。
でも、開くと決めて覚悟を決めたから、私の考えに共感してくれる人が現れて教室を開くことができました。
アメリカ留学
1回目の結婚をしてから、アメリカ留学することに決めました。絶対行くって。断固、誰がなんと言おうと行くって。
決めてから、お金のことを考えました。大学でフルタイムで最低2年。最低600万は貯めていかないと卒業までできない。ターゲットを決めて2年間ほどで貯めることができました。
イギリス移住
アメリカからイギリスに4ヶ月の赤ちゃんと一緒に移住しました。大学2年間、勉強だけしていたすぐ後です。貯金はほぼ使い果たしています。パートナー(2人目の夫)はもともとお金ありません。苦笑
でも、イギリスに行きたいと思って探していたら、イギリスでパートナーの仕事が決まりました。移住するにもお金がいります。でも、とにかく行くと決めて、行く方法を探しまくりました。
結局、就職先の学校の理事が「シュタイナー教師はお金ないんだから、ちゃんと飛行機代くらいは出してやれ」と学校に強く言ってくれた。(そんなことをサポートしてくれないシュタイナー学校がふつう)移住に関しても、イギリスでの新生活も、色々なサポートがあり、いいスタートを切れたのです。
ドイツ移住
国境をこえての引っ越しはお金がかかります。しかも、引っ越し後、夫はフルタイム学生になる予定。つまり夫は無収入になる。私の稼ぎだけで、言葉もわからない、習慣も風習も全く未知の国で一家四人生き延びていかなければならない。
だいたい、引っ越し費用だけで100万はかかる。新しい家具とか、ドイツだからキッチンも全部買わなきゃいけないし。
でも、とにかく夫の夢を叶えるためにドイツへ行くことは決めたのです。なんとかすると私も覚悟を決めました。
わずかな貯金を使い、引っ越しもできるだけお金がかからない工夫をして、引っ越しできました。
その後の生活もしばらく苦しかったけど、苦しさがバネにもなりました。
ビジネスコンサルについてビジネスを学ぶ
ドイツ時代、家計のすべてが私の肩にかかっていて、なんとかして、ビジネスをうまくいかせないと!!!・・・と切羽詰まった状態でした。
その時の状況はこちらの記事に。
それまでビジネスについては素人考えでやっていましたが、本気でビジネスを成功させたいなら、ちゃんと学ばないといけないと常々感じていました。
そんなときに出会ったコンサルにビビッときて、ビジネスを学ぶ講座に申し込みました。受講料を聞く前から、受講することを決めていました。
受講料は、私にとっては高い金額でした。大体、生活費でひーひー言っていたときなんです。無理しないと払えない金額でしたが、金額を知る前から「受講する」と決めていた。そして「受講費を取り返す以上の売り上げを上げる」覚悟も決めていたのです。
受講費を分割払いにしてもらって、受講を始め、1ヶ月目で受講費の2倍の売り上げをあげました。受講期間内で、受講費の30倍の売り上げを上げました。
シュタイナー学校の学費
学校だけのことではありませんが、「子どもの教育について、大事だと思うことは全部やる」「お金の都合で、いい教育を我慢することは絶対しない」と決めていました。
シュタイナー学校の学費だって高いし、学費以外に楽器、レッスン料、クラス旅行費・・・もろもろ、かなりの金額です。でも、私は絶対いい教育を諦めないと決めていました。
何をするにも、学校を決めるのにも、まず、そこへ行って様子を見る。気に入ったら「ここに子どもを通わせる」と決めました。決めた後に、「・・・で、学費はいくらですか?」と聞く。笑
大抵は「そんな金額、どうしようーーー」って思うような金額ですが、「通わせる」って決めたので、なんとかなりました。なんとかしてきました。みんなが夏休みに2−3週間海外旅行に行っちゃっているところ、我が家は、何年も2泊3日の国内旅行さえ我慢したりもしたけれど。
自分にとって大事なところは譲らない。頑固なまでの覚悟です。
ドイツからイギリスへ
もうこのころは、お金のブロックは解除できていました。それにしても、ロンドンの家賃は目の玉が飛び出るほどです。ドイツの家の3倍。最初にイギリス移住したときの家の8倍。生活費も高い。
でも、ロンドンに住むと決めた。ロンドンに住みたいって本気で思った。
毎月すごい金額が生活費・住居費にかかっていますが、仕事もうまくまわっていますし、問題なしです。
願いを叶える決め手
お金のブロックがありながらも、私は、色々な願いを叶えてきました。振り返ってみると、共通のルールがあるのです。夢をかなえてしまう決め手が。
ここに挙げた例はぜんぶ、「いくらかかるか知るまえに、やる!と決めた」ことばかり。本気でやりたいことは、「お金がないから」といって我慢しないのです。だから値段がいくらでも、とにかくやる。お金のことより、まず先に、「やる」と決める。「お金がいくらかかっても、やってやる」という強い覚悟とともに。
覚悟を決めたから、自分でなんとかしたというのもあるし、心を決めたら、いいアイデアがわいたり、助けの手が差し伸べられたり・・・というのもあります。
でも、私の人生「お金がないから」という理由では決めない。本気でやりたいなら、お金がなくてもなんとかしてやる。
逆に「お金がないから」という理由で諦められることなんて、本当のところ「本気でやりたい」と思ってないことなんでしょう。
お金のブロックを吹き飛ばせ
ここまで読んだひとからは、「お金のブロックなんてもともとなかったから、そんなことができたんじゃないの?」って言われるかもしれないですね。笑
普段の生活では「そんなお金ない」「お金を使っちゃいけない」「お金を使えば減る一方」とか、思い込み激しくて、生活苦しかったなあーーー。ほんと。
上に書いたような割と大きな出来事で、「やる」って決めたとき、「やらない」という選択肢が自分の頭から綺麗さっぱり消えた。そうしたら「やる」方向に物事が流れはじめた。
今は、ブロックはずしちゃったので、楽に好きなように生きてますけどね。
みんな、ブロックなんかはずして、幸せに生きて欲しいな。
あ、私がこう言っていたからといって、安易に人生の決断をして、うまくいかなかったからといって、私のせいにしないでくださいね。笑
自分が決めたこと、決断、行動に、自分で全責任を追う・・・という覚悟がなければ叶わないと思います。笑
私のこと↓ これからもどうぞよろしくお願いします。
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