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リタイア人の徘徊日記(26)京都|知恩院をシンガポール人と歩く

2022年11月。京都初心者の3泊4日。
駅前ホテルをチェックアウトして祇園に移動してきました。

ホテルに荷物を置くとすぐに出かけたのは近くの知恩院。
理由は特になく、ここの鐘は大きくて除夜の鐘の時はお坊さんがアクロバティックな動きで逆さまになって鐘を打つ。そのために日々筋トレに励んでいる、という記事をずっと昔に見た記憶があるから。
その様子をNHKの行く年くる年で観たことも覚えている。

そして私はまた道に迷った。近くまで来ているのに入り口に辿りつけない。
GoogleMapを使ってはいるものの、東西南北がわからず。
スマホを見ながら歩くのはやらない。
以前それをやってつまづいて派手に転び、膝と指に結構な傷を負ったという苦い経験があるので。
年をとると一度バランスを崩したら立て直せないのです。

ようやく到着。

順路に従って見学。途中、お努めの時間を知らせる鐘をお坊さんが鳴らしていました。

このお寺は他と比べてあまり混雑していませんでした。それでも庭の紅葉はなかなか見事。
敷地が広大なためかもしれません。

この方の墓所があることは知りませんでした。驚き。

見学途中でシンガポールから来たカップルの記念写真を撮ってあげました。
それがきっかけでいろいろ話しながら歩くことに。

日本には何度か来ているけれど、京都は初めてとのこと。
ずっと憧れていたので美しい紅葉に感動しています、と熱心に見ていました。
ITエンジニアをしているというお二人、リッツ・カールトンにご滞在。
お土産は何か買ったんですか、と聞いたらなんと着物を仕立てたとのこと。
それが出来上がる1月にまた来るそうです。
今度は雪の金閣寺を見るのが楽しみだと嬉しそうに話す。

私はうなづきながらも日本経済の立て直しにインバウンド観光客は不可欠であることを再認識したのでした。

ようやく見学コースも終盤。さてさて、早朝から東西本願寺、東福寺と歩きまわってきたので少し休憩しないとね。

巨大な山門から外へ出て、自分が正面玄関ではなく横から入場したことを知った。
そして、おしゃべりに夢中になって肝心の大鐘楼を見ずに出てきてしまったことにホテルに戻ってから気づくのでした。
(2022年撮影)
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