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東南アジアの風景 (177) ラオス|ルアンパバーンで托鉢体験

初めてラオスのルアンパバーンに行ったのは2013年。
ルアンパバーンと言えば、世界遺産の古都で仏教寺院がたくさんある。そして名物は毎朝行われる托鉢の行列。
ここでは、観光客も托鉢に参加することができます。初ラオスだった私もやってみることにしました。

早朝6時にホテルを出て町で一番大きな寺院、ワット・シェントーンへ。

寺院の前のメインストリートではすでに托鉢の準備が整っていました。

外国人用に「托鉢セット」が販売されています。このセットは約400円。
もち米、バナナ、スナック菓子、米粉を蒸かしたお菓子など。

皆さん沿道に陣取ってスタンバイ。やがて鮮やかなオレンジ色の袈裟を着たお坊さん達の行列がやって来ます。彼らが持っている籠に次々をお供え物を入れていく。

修業中のお坊さんは100人以上いるそうです。托鉢をする人たちも大勢いるため籠に入りきらない供物は段ボールに入れる。

後でガイドさんに聞いた話。

ルアンパバーンが世界遺産になって、もともとここに住んでいた人達は自分たちの木造家屋をホテルやカフェの業者に売却して郊外にもっと大きな家を造って移住してしまった。
住人が減ったことにより托鉢する人が少なくなり修行僧たちの賄いが足りなくなってしまった。
そこで観光客に托鉢をしてもらうことを思いついた、とのこと。
真偽の程は定かではないけれど、Win-Win のアイデアだなあと感心してしまいました。

托鉢のあとは近くの朝市へ。ここの路地市場は珍しいものも売っていて楽しい。


托鉢はこの時1回だけでしたが、この市場へはその後ルアンパバーンに行くたびに必ず行くようになりました。
(2013年撮影)

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