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リタイア人の徘徊日記(154)台湾|暑い日の熱い北投温泉で    

2023年11月初旬の台湾。日本でもまだ夏日などあったりして温かい気候なのですが、亜熱帯の台湾は連日30度越え。日差しも強くて暑い、暑い。
そんな中、台北滞在中の我々は有名な温泉観光地、北投へ向かいました。

台北市内から北投へ行くには、MRT淡水線で北投駅へ行き、そこから新北投駅までの電車に乗り換えるか、バスになります。

北投から新北投駅は一駅。とってもゆっくり走るのですが、あっという間に着いてしまいます。この間の電車がいわゆる観光列車になっていました。

車内に入ると、なにやらキャラクターのようなものが鎮座しており、観光パンフレットの棚と案内ボードがあります。車内にこんなのがあるのは初めてみました。
この日は週末。当然ですが、乗客は多い。家族連れが多くてベビーカーや車いすの方もいらっしゃる。
率直に言って、とても邪魔なのでした。

お陰様で車内ではこんな感じ。このキャラクター、日本の某人気者に似ていると思うのは気のせいか。

新北投駅に着くと、またまた謎のキャラクターがお出迎え。皆さんここで記念写真を撮っています。

駅を出るとびっくり。大勢の人、人、人。
この日は日本の愛媛県松山市の道後温泉と北投温泉姉妹協定の調印式があるとのことでした。

日本の御神輿も来ていました。暑い中、ご苦労様です。

人混みを避けるように温泉公園方面に向かいます。

川に沿って歩くと緑が多くて心地よい。沿道には温泉宿が並びます。

日本でもおなじみのお宿もあります。

到着したのは地熱谷。温泉の源泉が池になっています。

湯気が立つ池を一周。

もっと気温が低くなるともうもうと湯気が立つんですけどね。
それでも不思議な眺めです。池の底からポコポコ泡立つ源泉。
柵にも温泉マーク。
硫黄の匂いプンプン。

住宅も多く見られます。ここに住んでいる人達は自宅に温泉をひいているのでしょうか。台北駅から約40分の通勤圏内。毎日仕事から帰ったら温泉に入れるっていいなぁ。

温泉卵、売ってます。

行列ができていたのは共同露天風呂。常連らしき地元の方々が営業開始前から待っているのでした。いいですねー、朝からお風呂。

北投へ来るのは2回目なのですが、今回初めて入ってみました。温泉博物館。日本軍がこの地の温泉に目をつけて日本式の温泉街を造ろうとした様子が展示されています。

なんだか昭和レトロ博物館みたいな展示の数々。
日本の温泉ってこうなのよー、という温泉の入り方の説明が多数
大浴場疑似体験コーナー
ハイテク技術で温泉気分。座ると頭に手ぬぐいが現れる。
みんなで入露天風呂~。家族連れや欧米人に人気でした

この博物館は建物が文化財。チューダー様式のレンガ造りの建物と装飾はそれだけで見る価値があります。

外観は英国風のレンガ造りのお屋敷。庭も綺麗です。
欧風の窓にステンドグラスが美しい
そこに日本の提灯、というミスマッチ

再び電車に乗り、昼過ぎには台北市内へ戻ってきました。
日帰りで出かけるにはちょうどいい観光地です。
周辺にはハイキングトレイルもあります。
いつかここの温泉宿にも泊まってみたいな。
(2023年撮影)

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