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バンコクからの旅日記 (7) アブダビ|宮殿ホテルに泊まりました

2016年8月。アブダビのホテルにご縁があって宿泊することになりました。
Emirates Palace エミレーツ・パレスはアラブ首長国連邦の国賓も宿泊する大きなホテルです。
現在(2022年)はマンダリン・オリエンタルグループなんですね。

ホテルの敷地内には宿泊者とホテルの施設利用者しか入ることができません。予約済みであるメールやバウチャー提示が必要。チェックポイント入口にはライフル銃を抱えた警備員が常駐しています。

巨大なロビー。アブダビの建物は大きなものばかりですが、このホテルも何もかも大きい。

このホテルの名物、ドームの天井。モスクみたいです。みなさん、天井をバックに首が痛くなるようなポージングで記念撮影していました。

泊まったお部屋は4つのエリアに分かれていました。こちらは執務室。

リビングルーム。インテリアとしての暖炉がありました。外は滅茶苦茶暑いのに暖炉とは。

ベッドルーム。部屋全体がベージュカラーに統一されていて落ち着いた感じ。キンキラキンだったら困るなーと思っていたので安堵しました。

バスルーム。バスタブは深くて座った姿勢で肩までお湯に浸かれます。
気に入ったのはバスローブ。外側がシルク、内側がガーゼになっていてとても肌触りがよくて気持ちいい。

お茶を飲むため(だけ)のコーナー。ダイニングテーブルは別にあります。

ウェルカムスイーツと果物。アラブのお菓子もタイに負けず激甘。

照明のトーンがいろいろ変えられます。面白がって色々試していて、気が付いたら30分も経っていました。
他には四畳半位のウォークイン・クロゼットがあります。

広い部屋に滞在するときの自分的心得。

荷物は一か所にまとめる。

そうしないと、あれはどこに置いた、あれがないー、しょっちゅう部屋中を探しまくることになる。
ということで滞在中、最も長い時間を過ごしたのはクロゼットの中でした。
(小市民はこうなる)

部屋には専属バトラーがついている。本来なら自分の持ち物の管理も荷造りもバトラーさんに頼むことができます。
しかし、悲しき労働者階級の身では自分のことは自分でやる習慣が染みついている。
バトラー直通の携帯電話を渡されましたが、結局お願いしたのはジムのクラスの予約だけ。
何でもお付きの人に頼めるような身分にはならなかった人生でした。

バルコニーからはホテル専用のマリーナが見えます。超豪華クルーザーがたくさん停泊中。

部屋は建物の端っこにあったのでロビーやレストランへ行くには長い廊下を歩かなくてはなりません。部屋を出て途方に暮れるとはこのことだ。

途中に幾つかある休憩所?または迷子防止のチェックポイントかな。

ようやく中央の回廊に到着。このあたりで忘れ物に気が付いたりすると悲劇です。部屋に戻るのにまた10分以上かかります。(バトラーに頼めば持ってきてくれますがやらない)

あともう少しで朝食会場。

あれれ、一番乗りだったみたい。8月はバカンスシーズンなのでビジネスマンがいない。レジャーの方は朝ゆっくりか、ルームサービスです。
私の部屋もダイニングルームがあるので部屋食でもいいのです。翌日は早朝出発だったのでそうしました。

朝ご飯はオーダー形式。(オフシーズンだけかもしれません)
給仕のスタッフさんに細かいリクエストができますが、もう面倒くさいのでローカロリーのお任せでアレンジしてもらいました。
写真は西洋風。その他、アラブ式と中華スタイルが選べます。
日本人の宿泊があと30%増えたら和朝食も検討します、と営業が言っていたな。それはちょっと難しいかも。

朝食後にホテルの外観の写真を撮ろうと外へ出ようとすると。。。
ドアマンに「本当に行くんですか?暑いので10分以内に戻ってきた方がいいですよ。」と言われました。

うっぷー!蒸し暑い。スマホのレンズが一気に曇る。レンズをふきふき庭とプライベートビーチを見に行きました。

人口のビーチ。それほど遠くない対岸のマリーナ・ヴィレッジが霞んで見えます。ベストシーズンに来ると良さげですね。

伝統的建築のホテルの背後にはハイテクビルが林立。富める国の風景です。

24時間営業のジム。プライベートレッスン、ヨガ、ピラティスクラスなど多彩なプログラムが用意されています。ヨガクラスに参加したら生徒は私一人だけでインド人の女性トレーナーにみっちりしごかれてしまいました。

ウォーターパークとして独立営業できそうなプール。ここが一番人が多かった。家族向きのスライダーや滝、洞窟もあってみなさん楽しそう。
浮き輪を借りて流れるプールでどんぶら流されてぼーっと過ごしました。

夕暮れ時になっても湿気はそのまま。気温も40度を切ることもなく。

夜になるとホテルのエントランスは噴水に包まれる。湿度を更に上げています。

夜景も圧倒的な存在感。

このホテルに宿泊せずに入場する方法。現地旅行会社のアフタヌーンティーツアーに参加するのがお薦めです。
(2016年撮影)
#旅のフォトアルバム



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