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バンコクからの旅日記 (13) ネパール|ボダナートで仏様とアイコンタクト

2013年のネパール。来て初めて知ったのはカトマンズというのはとても大きな町、というよりはエリアでカトマンズ渓谷と言われる盆地であること。
広いエリアに様々な古い町や史跡が点在している。

ヒマラヤ遊覧飛行の後に向かったのはボダナート。カトマンズの中心地から車で30分位で到着します。
普通の町の商店街みたいなところを歩いて大通りからちょっと角を曲がって細い道に入る。すると突然現れるとっても有名な「目」。

うわー、大きい。というのが第一声。お土産屋が並ぶ横丁の奥にはネパール最大のチベット仏教のストゥーパ(仏塔)が鎮座していました。

高さ36メートル。中には仏陀の骨が入っていると言われ、チベット仏教徒の聖地となっています。青空に白いストゥーパが映える。
そして何といっても印象的な頂上の目。
仏の慧眼と言われる威圧するような眼差し。
きびしいおメメで下界を見下ろしていらっしゃる。

ぐるっと反対側に回ってみると、逆光の仏塔の上にたくさんの鳩。日が高くなるにつれて直射日光を避けて仏塔の上を移動するようです。暑い国あるある。

仏塔の頭頂部から下まで飾られた色とりどりの旗はタルチョといい、幸せを祈願するおまじないのような意味があるそうです。ブータンにも同様の旗がありました。チベット仏教信仰の象徴です。

仏塔の周りにはヨーロッパ風の建物が広場を囲んでいる。レストランやホテル、そしてお土産屋さんです。なんかいいなぁ。仏塔が見える部屋に滞在して朝、昼、晩と仏様の目を見ていたい。

チベット仏教の仏像。タイとも日本とも違ったお顔。そして蓮の花ではなく椅子に座っていらっしゃる。

華やかな装飾のマニ車。真言を唱えながら回した回数だけご利益があるとのこと。信者の方々は108回やるそうです。うーん、数えるだけでたいへんそう。

チベット寺院の本堂内はとてもカラフルな装飾が柱にも壁にもいっぱいです。独特の色使いと輝きにずっと見とれていました。
カトマンズ、まだ続きます。
(2013年1月)
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