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東南アジアの風景 (114) ベトナム|ダラット|コーヒー農園でジャコウネコに遭う。

ベトナムの軽井沢と言われる高原リゾートのダラット。2019年5月。猛暑のバンコクを脱出。ダラット空港に到着した時、風の涼しさに歓喜しました。

フランス統治時代に在留フランス人達の避暑地として発展したこともあり、街並みもなんとなくヨーロッパ風です。

そしてベトナムと言えば珈琲。ブラジルに次ぐ珈琲輸出量世界第二位の国。ダラットは珈琲豆の産地ということで農園ツアーに参加してきました。

訪問したのはこちら。市内から車で30分程度です。

まずは畑の見学。豆が育っていく過程を実際に実っている木々を見ながらお勉強。

赤くなっているのが熟した実。食べてみると酸っぱい。これがいくつかの過程を経て焙煎されると美味しい珈琲になる。珈琲好きとしてこれを発見・発明した人に敬意を表したい。

この農園では世界一高価な珈琲と言われるジャコウネコの糞を使って取り出すコピ・ルアンの製造もおこなっていました。
ジャコウネコ珈琲というとインドネシアが有名。以前、ジャカルタの空港でスタッフに薦められるままに買ってしまったことがある。
インドネシア・ルピアは桁が多すぎてその時はよくわかっておらず、後で100グラム約5000円と知って動揺のあまりきちんと味わえなかったのでした。間抜けな話です。

こちらがジャコウネコの檻。この時は収穫が終わったばかりでほとんどのネコさん達は別の場所に移されて療養中とのこと。

数匹はまだ在宅していました。ジャコウネコは夜行性なので昼間はこんな風にずっと寝ている。寝姿はうちのネコと変わらんなぁ。

起きているとこんな風貌。家ネコとは違いますね。画像は動物の国より拝借

豆の収穫から焙煎までの過程も見学。

そして園内には大きなカフェがあります。ここで好きな珈琲を選んでブレイク。

ショップもあります。色々買ってしまった。ベトナム・ドンも桁が多いので要注意。ジャコウネコ珈琲は買ってませんが十分美味しかったです。バンコクに来て東南アジアの珈琲にハマってしまいました。個人的には南米産より好みです。

珈琲畑が続く山々の風景を眺めながら涼風に吹かれて至福のカフェ・タイム。
ベトナム珈琲というと大量のコンデンスミルク入り、激甘というイメージがありますが、それは過去のものとなりつつあります。
今では各地に本格的なハンドドリップ珈琲を提供するハイレベルのカフェが増えていて嬉しい。もちろん、伝統的甘々コーヒーも健在ですのでそれはお好みで。(2019年撮影)



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