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リタイア人の徘徊日記(38)愛媛松山|坂の上の雲ミュージアム

2022年11月の愛媛県松山市。
司馬遼太郎の「坂の上の雲」を読んだのは学生の時。
登場人物の名前が覚えられずに行ったり来たり苦戦した覚えがある。
しかし、後半になってくるとめちゃくちゃ面白くなってやめられず授業をすべてすっぽかして読みふけった日もありました。

松山に行くことになってハタと気づいた。
坂の上の雲の主人公、秋山兄弟の出身地であることに。
突然蘇る秋山兄弟と正岡子規の会話。
日露戦争でバルチック艦隊を撃墜したときの奇跡のような作戦。

そして、その小説の博物館があることも初めて知る(恥ずかしいことに)


着いてびっくり。素晴らしい建物。建築家・安藤忠雄氏による設計で、
館内では雲の上にいる感覚が味わえるとのこと。
外観はガラス張りで周りの森林と同化している。

中を歩いていると不思議な気分になる。自分がどこにいるのか、正しい順路で進めているのかがわからなくなりました。
建築好きな人にはぜひおすすめしたい。

展示物で自分的に特筆すべきものは新聞連載1296回のすべてが掲示されていること。
当時は新聞の連載で発表されたのですね。
読者は毎日ワクワクドキドキで続きを待っていたことでしょう。
毎日の原稿を作る司馬遼太郎氏の仕事もさることながら、素敵な挿絵を約4年間毎日1200回以上も描き続けた下高原健二氏のご苦労たるや。。。

そんなこんなで消耗したので早めのランチ。
今回の松山旅ではとにかく鯛めしとみかん尽くし。

市内のあちこちに鯛めし専門店がありますが、個人的にはお鮨屋さんの鯛めしがお気に入り。鯛以外にウニ・いくらがあったりして満足度がアップ。

また、各所でみかんジュースを飲んでビタミン補給。
エネルギー充填して松山城へ向かいます。
(2022年撮影)
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