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東南アジアの風景 (120) ベトナム|ホイアン|世界遺産の古都で文化財に泊まる

ホイアンはベトナムの中でも人気のある古都。旧市街は世界遺産に登録されています。多くの観光客は空港のあるビーチリゾート、ダナンに泊まってホイアンに遊びに来る。
ファミリーにはそれがいいと思いますが、史跡好きな大人にはホイアンに宿泊することをお薦めしたい。
2014年。LCCのベトジェットがホーチミン⇒ダナン間の運行を開始したというニュースが来た。おぉ、これならホイアンに週末旅行できるではないか。

どうせ泊まるなら旧市街の中がいいと選んだのは古い街並みに溶け込んだヴィン・フン・ヘリテージ。

このホテルは旧市街の車が入れないエリアにある。途中まで車で送ってもらって細い路地を抜けてメインストリートへ。

キャー、素敵。チーク材で造られた古いお屋敷。

華人の商家風の広い部屋。個人の家に泊まらせてもらっているような雰囲気です。

古めかしい電話ですが実際に使えます。デザインはダイヤルみたいなのにプッシュボタンというのは斬新。液晶もモニターも付いている。欲しいな、これ。

暑い気候なので窓は日差しがなるべく入らないように、しかも風が通り抜けるように工夫がされている。

ホイアンは夜が雰囲気抜群。ホテルを一歩出れば幻想的な旧市街の夜景が広がっています。カフェもショップも綺麗にライトアップ。

朝は人が少ない旧市街の街並みをのんびり散策。

もちろんいい事ばかりではありません。観光地の目貫通りにあるので日中部屋にいると通り過ぎる大勢の観光客のざわめきが筒抜け。
昼寝するときは窓も日よけも閉め切らないと落ち着いて眠れない。
観光スポットのひとつなので部屋を出るといきなり写真を撮られたりする、いや、見学者の写真撮影の邪魔をしてしまうと言うべきか。
プールもスパありません。レストランもないのでルームサービスもなし。(朝食はついています)
滞在先は優先順位に応じて選択いたしましょう。私にとってはこのホテルは大正解でした。

そしてトホホな話。

旧市街にはローカル市場がある。朝は地元の人達がお買い物にやってきます。とても活気がある。

市場と言えば美味しい食堂。今回まだ麺類を食べていなかったのでこの店に惹かれるように着席してしまった。

期待を裏切らない味。ベトナムの食事でハズレってほとんど経験がない。美味美味。
いい気分でお会計。「いくら?」と聞くと「Twenty」ベトナム・ドンは桁が多い。20K、つまり20,000ドンということですね。財布をあさって「ハイ、これ」と渡して市場をでました。
後で財布の中をあらためて見て気づく。渡したのは200,000ドン札であることに。
あちゃー、100円のラーメンに1,000円払って帰ってきてしまったのでした。
通貨の桁が多い国では時間がかかってもいいのでちゃんとゼロの数を確認しましょう。インドネシアでも同じ失敗をしたのに学習できていない!
(2014年撮影)




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