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リタイア人の徘徊日記(36)愛媛松山|道後温泉で皇室専用浴室又新殿を見学
2022年11月。愛媛県松山市へ。
道後温泉の本館は改修工事中で一部の浴室のみしか入場できません。
そんな中で本館に併設されている皇室専用の浴室、「又新殿」の見学をしてきました。
又新殿(ゆうしんでん)は一足先に改装を終え、2022年から一般公開がはじまったそうです。ラッキー。
見学は予約制でネットで取ることができます。
が、私は平日の朝でひとりだったこともあり、その場で次の予約グループに入れてもらえることなりました。
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小さいけれど、なんとも美しい屋根。
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スタッフの方が歴史や建築様式など細かく説明してくださいます。
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正面の門からは天皇のみが入場できます。
我々は横の小さな入り口から。
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玄関前の障子が開くと現れる黄金の襖絵。めずらしく撮影可能です。
(フラッシュはダメ)
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正面の白い布がかかった椅子が玉座です。
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こちらが浴槽です。彫刻の人物は右が大国主命(おおくにぬしのみこと)、右は少彦名命(すくなひこなのみこ)。
実際にどのように入浴されていたのか。。。我が貧しい想像力では理解できない悲しさよ。
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白鷺のレリーフがあります。
興味深かったのは、明治天皇のために造られたこのお風呂に最初に入浴したのは若き日の大正天皇だったということ。
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漆塗りの便座に畳敷きのトイレ。これでどうやって?と思うのですがイメージできない。
このトイレは一度も使われることはなかったそうです。
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ヨーロッパの王族の浴室がキラキラ絢爛豪華なのと比べて侘び寂びの世界、それでいてとびきり贅沢な空間なのでした。
(2022年撮影)
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