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東南アジアの風景 (198) タイ|北部の村で中華ハウスに泊まる

2018年1月。
憧れていた異世界のようなホテルにようやく行くことができました。

Lee Wine Rak Thai Resort リー・ワイン・ラック・リゾートはタイ北部の町、メーホンソンからさらに北へ車で2時間。ミャンマー国境の村にあります。
バーン・ラック・タイという名の村、中国雲南省から移住してきた華人達が住んでいます。村全体が中国。タイにいることを忘れそうです。

たまたま雑誌で見たこの写真に魅せられてどうしても行きたくなったのです。
この地の産業、お茶の畑に囲まれて建つ中華ハウス。乾季には気温が下がり霧につつまれてそれはもう幻想的。

茶畑を抜けて部屋へ向かいます。苦労して予約を取った部屋なので感無量。

ほー、内装も中華スタイル。

カーテンを開けると茶畑の緑が眩しい。

和室とも洋室とも違うスタイルの部屋。変わった電気ポットがありました。茶葉を入れて煮出すことができるようです。

テラスに座ってまったり。日中はメーホンソンから日帰りで来る観光客の人達で賑やか。部屋は1~2人用から2階建てのファミリー用まで。11月からの乾季は予約があっという間にいっぱいになります。お早めに。

ここでは村の景観を楽しみながらのんびり過ごします。

丘の麓のメインストリートの向いにはホテルのレストランが。食事はすべてここでいただきます。

看板はタイ語。あ、ここはタイだったっけ。

中国語もあちこちにあります。スタッフの方たちも中国語で話してます。もちろんタイ語も通じます。英語はほんの少し。

村の真ん中には湖がある。


湖に張り出したカフェのカウンターで休憩。

常夏の国タイにもこんな場所があるんですね。空気が澄んでいて身体が浄化される感じがします。思わず深呼吸。

夕方になると建物に明かりが灯りまた違った雰囲気になってきました。

ホテルのバーの入り口。何だか妖怪がでてきそうな怪しい様相。

夜の明かりは提灯だけ。

虫の声しかしない。静寂に満ちています。明日は早起きなのでさっさと寝ましょう。

乾季の北部タイは気温が10度前後になることも。寝具は分厚い綿布団でした。昔懐かしい重たい布団が心地よい。夕飯の雲南料理を食べすぎたこともあり、あっという間に寝落ち。

翌朝、夜明け前に起きて朝のお茶をいただきます。うーん最高。

この村の冬の名物、朝靄に包まれる村。中華ハウスが最もフォトジェニックになる瞬間です。遠路はるばる来てよかった。


朝食はお粥も洋風パンもタイの揚げパンもあり。

雲南風キムチと書いてある。これが美味しかったー。

湖を囲むようにホテルが建設中でした。鄙びた感じを壊さないでほしいと思うのは自分勝手な願いですかね。
(2018年撮影)
この村への旅日記はこちらの記事でもご紹介しています。

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