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東南アジアの風景 (63) カンボジア プノンペン|大河のほとりで

プノンペンはカンボジアの首都。ただ、カンボジア旅行となるとほとんどの場合アンコールワット見学のため行くのはシェムリアップでプノンペンはスルーされることが多い。

プノンペンに行くことになったときカンボジアの友人からリバーサイドエリアに宿泊するように言われた。場所によっては治安が良くなかったりインフラ整備が未開発なことがあるからとのこと。

そこでリバービューのホテルを選んでみました。

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あら、ステキ。Bougainvillea Hotel という3つ星ホテルですが、残念ながら2022年現在営業していないようです。

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バルコニーに出てみると大きな川。メコンです。そして川沿いの整備された公園。予想していた雑踏も喧騒もありません。プノンペンに対するイメージが変わりました。

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後で知ったのはホテルから見た対岸は実は中州で向こう側に更に川があるということ。中州の突端までいくとメコンの本当の姿が。大河とはこれぞ、という眺めです。

近くにある王宮を歩いて見に行くことにしました。現在も王家の人々がお住まいの由緒ある建物です。

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雨期なので今にもザザーッとスコールが来そうな空模様。今ここで降られたら雨宿りの場所はなし。足早に向かいます。

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入場すると広大な敷地に様々な建物。内部見学できるのはごく一部ですが外観だけ見ながら歩くだけでも行く価値あり。

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タイ様式にも似ているし、所々にフランス統治下の名残りか西洋風の回廊もあります。

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遺跡の町シェムリアップしか知らなかったのでプノンペンに来てカンボジアという国の今の姿を見ることも必要だなと感じました。

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大河の中州に沈む夕日。川沿い公園には運動器具が設置されていて仕事を終えた人たちが集まってきています。ランニングする人も散策する人も。平和な風景。

このリバーサイドエリアはプノンペンの中でも洗練された場所で外国人も多い。言ってみれば特殊な部分。初日はのほほんと過ごしましたが、翌日別の場所へ行って打ちのめされることになるのでした。明日の記事に続きます。(2014年撮影)

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