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長編小説 ラブ・ダイヤグラム

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OLから、とある業界に転職した女性の話です。 実話ベースのフィクション小説で、どうしても世に出したかった物だったのですが、落選しました。仕事モノの内容です。 21話にて一先ず休… もっと読む
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#仕事

止めども無く、変な汗が【小説】ラブ・ダイヤグラム19

あらすじ ようやくバス会社の入社試験まで こぎつけ「蛸壺」と呼ばれる難関科目に、同期らと…

【小説】ラブ・ダイヤグラム⑧ クレージーキャットとマンハッタン

あらすじ ダンプの仕事を辞め、 バス会社に入社する事を決意した愛。 送別会ではつい人前で…

【小説】ラブ・ダイヤグラム⑦ スイカと涙

前書き メニュー欄の使い方が漸く(遅すぎる) 分かってきたので、折角なんで有効活用しなが…

【小説】ラブ・ダイヤグラム⑥ 川遊び

小野原は私の故郷の街だ。 正確には「だった」の方が正しいかもしれない。 中学時代の3年間家…

小説 ラブ・ダイヤグラム⑤ 「戦闘服」とバスの群れ

OL時代、 私はいつも一日二回お風呂に入っていた。 仕事後に家に帰ってすぐ、 湯船で湯に浸か…

小説 ラブ・ダイヤグラム④ ファミレスに夜風

大型の免許を所得した私は、 晴れて独り立ちして ダンプの仕事に当たっていた。 …当然何日か…

長編小説 ラブ・ダイヤグラム③ 昭和な男

「違う違う、こっちも両方ナット締めるんだよ。 同じくらいにすんの」 「もー…ムズイってぇ… 乙女のやる事じゃあ無いよこんなの… ヤマさんにやってもらう」 「愛ちゃーん、出てるよー。 その乙女の悪い所。男の人に頼らない! 自分でやるんだよー、自分のバイクなんだから」 週末、ハナちゃんの家のガレージで、 私達はバイクを直していた。 走行中にカラカラ音がするので見て貰ったところ、 チェーンが緩んでいたらしく その場で修理することとなった。 てっきり詳しいハナちゃんが やっ

ラブ・ダイヤグラム② 素敵なもの・壊れもの

同世代の子達がキラキラしながら青春を満喫するのを尻目に勉強して、私は志望通りの大学に入り…