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会社の未来を決めるのはヒト。最高人材責任者が求める人材とは?【カヤックボンドではたらく #05】

今回インタビューしたのは、カヤックボンドの最高人材責任者(CHO)である橋本さん。

カヤックボンドにおけるCHOの役割や、どんな仲間を求めているのかについてお話を伺いました。

橋本 尚樹(はしもと なおき)さん
職能:マネージャー
所属:デジタルクリエイティブ事業部
役職:最高人材責任者(CHO) / 事業部 部門長 / DX推進部マネージャー

学生時代にリリースした「バレンタイン保険」というWebサービスをきっかけに面白法人カヤックに入社。IPゲームのプロデューサーを経て、M&A後にカヤックボンドへ転籍。人事の最高責任者として経営戦略に携わっている。


ゲームプロデューサーから人事に挑戦

――社員の中でも長い社歴をもつ橋本さんですが、カヤックボンドへの転籍にはどんな経緯があったんですか?

カヤックの広告事業部にアルバイトとして入ったのが2013年。自分でもこんなに長く勤めるとは思っていなかったです(笑)。ありがたいことに色々な事業に携わらせてもらって、駆け抜けるような10年でした。

転籍のきっかけは、カヤックがカヤックボンドを子会社化するという話が上がった時に、代表取締役の貝畑さんから「尚樹、HRやってみていいよ」と声をかけてもらったことです。

元々カヤックでは、ゲーム『キン肉マンマッスルショット』のプロデューサーとしてメンバー集めやマネジメントを行っていました。信頼できるメンバーを集め、そこから更に良いコンテンツを生み出せるチームをつくり上げていくのは本当に大変で、人材と環境の重要性を痛感しましたね。その体験がきっかけで、HRの領域に興味が湧きはじめていたんです。

そこで2022年、カヤックボンドに入社してHRにチャレンジすることを決めました。


――プロデューサーと人事に通ずる部分があったんですね。では、現在の橋本さんが担っている最高人材責任者(CHO)の役割について教えてください。

CHO自体には色んな見解がありますが、僕の役割は「人・組織という観点から、事業戦略を実行に移すためのロードマップをつくること」だと思っています。

とはいえ、カヤックボンドはまだまだ成長過程で、組織規模もそこまで大きくありません。役職を兼務しているので現場の仕事も多いですし、今は「何でも屋さん」です(笑)。

「カヤックボンドのCHO」はどんな役割なのかを、これからも模索していきたいと思っています。


――確かに、橋本さんは役職や役割が多いですよね。カヤックボンドならではのCHOを探るにあたって、意識していることはありますか?

現場と経営層が共通認識をもてるようにすることです。

僕はカヤックボンドの執行役員ですが、元々はカヤックの社員でした。そのため経営層とも現場メンバーとも距離が近く、会社の方針と人材情報の両方が把握できる立場なんです。

現場を知らないために頓挫してしまう戦略や、戦略を理解しないままで正しく機能していない現場なども見てきたので、自分の立ち位置を活かして情報を発信し、双方の意思疎通を図ることを意識しています。

カヤックボンドの人事部・採用部にも、現場と経営層を繋ぐ組織になってもらいたいです。

会社の魅力につながる採用を

――この先、カヤックボンドはどう成長していくと思いますか?

カヤックボンドの大きな武器は、これまで培ってきた開発力です。面白法人グループに参画したことで、カヤックがもっていたクリエイティブ力も加わりました。

今後はSaaS・PaaSといったWebシステムの開発にも力を入れていくので、両方の知見を生かした開発を強みに事業を拡大し、成長していきたいです。

そのためにも、新しい仲間の採用が重要だと思っています。


――確かに、事業や組織の拡大のために採用活動は欠かせないですよね。

そうですね。今後も採用には注力していきます。

ただ、会社の価値は組織規模だけじゃないので、無理に人を増やそうとは考えていません。

採用は自社に不足している人材を補いながら、会社や事業の魅力を増やしていけるところが面白いんですよ。これは今の規模感で、新しい事業を生み出そうとするカヤックボンドだからこそ体験できる面白さだと感じています。

採用を通して信頼し合える仲間をどれだけつくれるかが、良いクリエイティブや良い組織につながると僕は信じています。だからこそ、面接には現場メンバーや営業担当者、役員などが参加して、「候補者がカヤックボンドに入ってくれたらどう活躍するだろうか」というイメージの擦り合わせをしてからオファー(内定)を出しています。

社員数という単純な数字だけではなく、「どれだけ良い組織になれたか」という観点でも会社の価値を見ているんです。

カヤックボンドが求める人物像

――最後に、橋本さんが考える「カヤックボンドにいて欲しい人材」はどんな人か教えてください。

僕が最も重視しているのは、「気遣いができるか」「一緒に働いて楽しそうか」という2点です。

ものづくりをする上で、クライアントが何を考えているのか、ユーザーがどんな体験を求めているのかという観点はすごく重要。こうした考え方は、他者への気遣いだと思っているんです。

また、面白法人というブランドに込められた「面白がる」ができる人は、活躍できると思います。どんなことでも角度を変えて面白がれる人となら、一緒にはたらいて楽しいです。

カヤックボンドの理念に即しながらも、僕が重要視しているポイントは大切にしていきたいんです。長い時間を共に過ごす仲間だからこそ人柄もしっかりと見て、この人のキャリアを考えたい、サポートしたいと思えば、オファーをしています。

カヤックボンドの成長のあり方は、まだ模索中の段階。もちろんイメージや事業戦略はありますが、どんなカタチになるかはその組織にいる人たち次第です。

変化を楽しみながら自分たちで会社をつくっていきたいという仲間に、ぜひジョインしてほしいです。


――一緒にカヤックボンドを盛り上げてくれる仲間が増えてほしいですね。本日はありがとうございました! 



【編集/リライトのご協力】海野さやか

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