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自分の働き方やスタンスは、リゾートバイトで身についた。

ぼくは過去に、転職活動をしながら出稼ぎにでるため、リゾートバイトを1年ほどしていたことがあります。

今回は、いまの自分の働き方やスタンスの原点にもなったリゾートバイトでの経験について、noteにまとめていきたいと思います。

※リゾートバイトに興味がある方へ。リゾートバイトのすべてを語っているわけではないので、あくまで参考程度に読んでいただければと思います。

リゾートバイトってどんな仕事?

リゾートバイトは、観光地にあるホテルや旅館に住み込みで働くアルバイトです。

職種は結構幅広くありますが、僕が経験した職種は『ホテル:受付業務、風呂掃除、朝とランチと夕の食事配膳、皿洗い、バーのボーイ』、『旅館:仲居』です。

ホテルでは、最初食事配膳で入りましたが、もっと稼ぎたかったので、やらせてもらえる仕事は全てやりました。

旅館では、仲居として、お給仕を含む館内でのお客様への対応全般をやらせてもらいました。

リゾートバイトで出会った方達は、ワーホリなどの海外志向の方が多く、目標を持ってゴリゴリ働き、短期間でいっぱい稼ぎたいって人が多かった印象です。

住む場所があって、食事補助まであるところもあったりして結構待遇のいいバイトです。

ぼくが新卒で入社した会社よりも、勤務時間が短いのに稼げました。よかったら、下の記事も読んでみてください。

自分がアルバイトかどうかなんて関係ない

お客様からすれば、相手がアルバイトだろうと社員だろうと、良いサービスを受けられれば、関係ありません。

ぼく達が相手にするお客様は、非日常を求めて宿泊に来られる人たちでした。

客層の良し悪しは多少ありましたが、失礼のない接客でおもてなしをしなければ、施設の評判につながります。

しかし、このおもてなしの方法には、マニュアルがありません。

シンプルに言えば、

『どんな接客をしてもいいけど、相手に満足してもらえる接客をできる限り心がけてね』という前提のもと、

その人らしさの出る接客が求められました。

『どこまで本気でやっても、働いた時間分しかもらえないんだから、ここまでしなくていいや』

このような自分の力をセーブするような考えで働いていたら、おそらく途中でクビになっていたことでしょう。

アルバイトであるにもかかわらず、おもてなしのプロとして働かせていただけたことは、とても貴重な経験だったなと改めて思います。

あくまで、ぼく自身の見解です。ここまで肩肘張らずとものびのび働ける職場ばかりなので、もし興味ある方は一度チャレンジしてみてください。

お客様に喜んでもらえることを勉強した

『お客様に喜んでもらいたい』

働いているうちに、この思いが強くなり、お客様の様子をうかがい、自分で判断して適切な行動を取る習慣を身につけることができました。

宿泊に来たお客様から度々質問されることのひとつに、

『この辺の観光地ってどこに行くのがおすすめなの??』

がありました。

周囲にたくさん観光地があって迷っていたり、そこに住む人だけが知る穴場スポットが知りたかったりで、よく聞かれることが多かったです。

右も左も知らない頃は、適当にありきたりな場所をおすすめしていましたが、

『せっかく質問されたんだし、ちゃんと自分のおすすめを答えられるようにしたいな』

と思いはじめ、勤務日の休憩時間や休日を使って、周囲を観光するようになりました。

そうして、自分のおすすめを紹介できるようになると、お客様から感謝されることも増え、さらにはチップまでもらえることもありました。

リゾートバイトはとても貴重な経験ができる

自分のスキルを磨くことと同時に、お客様に感謝される行動に繋がった体験は、ぼくにとってとても貴重な経験だったなと感じます。

最初は出稼ぎ目的で、お金が稼げればいいと思って働いてましたが、

「お世話になったよ、ありがとう」とか、「またkayaさんに会いに来るよ」と言われるうちに、

お客様にもっと喜んでもらいたい

という思いが強くなっていきました。働いていく上で、自分の意志を持って行動することはとても重要なことですよね。

また、お客様に喜んでもらうためには

①お客様にとって自分の立場は関係ない

②『お客様は何を求めているのか』、『自分はどんなスキルを身につける必要があるのか』を考えなければならない

ということを意識したほうがいいと感じました。特に②が重要で、積極的な行動はいいことですが、相手が望んでないことをすれば、むしろ逆効果になることは結構気をつけました。

今の仕事は接客ではなくエンジニアなので、一般の方がお客様というわけではないですが、

この考え方は、職種を問わず、必要だと感じます。

『まだまだ経験が浅いから』とか、『まだ20代だから』と遠慮せずに、これからも積極的に相手の求めることを形にする仕事を心がけていきたいものです。

〜おまけ〜

先日、用事で商業施設に行ったら、奥さんが興味深いサービスを発見したようです。

女性特有の不測の事態に、個室トイレ内にて必要なモノを無料で配布するサービスだそうです。

契約企業からの広告費で運営されているため、利用者は無料でサービスを受けられるという仕組みです。

まだ一部の地域、一部の店舗でしか展開されていませんが、今後広まってくれたらいいサービスの一つだなと感じます。

よかったら、見てみてください。




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