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ADHD “あなた“にかけたかった言葉

 今年も隙あらば読書を、って感じで読んでおります。

 とはいえ、お正月三が日は本読む暇くらいあったはずなのに読めず。

 “そんなんじゃいかーん!!“ってことで週末調整。

 タイトル画の【運動脳】を半分読み終えました。

“脳“に関しては以前から気になっていた分野ですので興味で読むのはしんどくないのですが、結構文字数が多くてそっちで若干つらい感じです。笑


ADHDについて

 ADHDは注意欠陥・多動性障害と呼ばれるやつですね。
 
 私が関わってきた子の中にも何人かいたような気がするし、グレーだったような気がするし。

 この本では“集中力“というテーマに沿って【ADHD】が扱われるのですが、ADHDの人がなぜ注意欠陥になり、多動になるのかを脳のメカニズムから説明してくれています。
 
 書いてあることは推論ではなく、実験をもとに書かれた根拠のある内容なのでご心配なく。

 このADHDについて書いてある章の中で、グッときた節がありまして、それがあったからこそ今回は記事にしています。

環境で変わる

 その節というのが、

 ある種の社会的状況や職場ではトラブルになりがちな特性も、別の場所では好ましい特性になることがある

 というもの。

あなたへ送る言葉

 この言葉をもっと早く知っていたならば、あの子に対する関わり方や、あの子を含めた保育展開はもっと違うものになっていたかもしれない。

 そして、その状況に不安を覚えていた保護者の方にかける言葉も違っていたはずだ。

 この本にも書かれていますが、狩猟民族・遊牧民族だった頃のADHD特性は“探検家の遺伝子“とも呼べ、危険を冒しながらも新たな道を切り拓いていくのには必要不可欠とも言える優秀な能力だった。
 ただ現代においては、その能力を役立てられる場所が限られていて優遇されない。

 要するに、ADHDの特性が光る場面はあるってこと。

 保育現場に身を置いていると、どうしても集団生活を乱す行動を注意せねばならない場面が多く、それがイコール問題行動と捉えがちになる。

 けれど、この言葉を知ったことで私自身もだいぶ気が楽になりました。

 
それではあと半分冊、読んでいきたいと思います。


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