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印象に残った言葉5選『嫌われる勇気一自己啓発の源流「アドラー」の教え』

 みなさんこんばんは📚
『嫌われる勇気一自己啓発の源流「アドラー」の教え』を読んで印象に残った言葉を5つ選びました!

「世界はどこまでもシンプルである」(p.2)
嫌われる勇気一自己啓発の源流「アドラー」の教え

 この言葉は、現実として世界はシンプルであると本書では説明されています。しかし、人間は主観的に複雑なものとして捉えてしまいます。生きてる上で起こる様々な問題は思っているよりもシンプルだったりしますよね。

「大切なのはなにが与えられているかではなく、与えられたものをどう使うかである」(p. 44)
嫌われる勇気一自己啓発の源流「アドラー」の教え

 これはどこかで聞いたことがあるのではないでしょうか。どうしても前者で考えてしまい憂鬱な気分になったりしますが、意識的に後者で考えられるようにしたいものです。

『「この人はわたしになにを与えてくれるのか?」ではなく、「わたしはこの人になにを与えられるか?」を考えなければならない。』(p. 188)
 嫌われる勇気一自己啓発の源流「アドラー」の教え

 多くの人が他者に何かしらの期待を抱いているものですが、多くの場合期待通りにはいかないものですし、アドラー心理学では期待に応える必要はないとしています。それは他者の人生を生きることにつながるからです。そうではなく、常に自分が与えられるものを考えることが重要です。

「人生とは、いまこの瞬間をくるくるとダンスするように生きる、連続する刹那なのです」(p.266)
嫌われる勇気一自己啓発の源流「アドラー」の教え

 過去や未来に囚われてしまい、現実を疎かにしてしまうことはよくあります。しかし、そうして疎かにしている現実にもやれることはたくさんあるはずです。本書ではそうした生き方を是正するヒントが書かれていますので、ぜひ参考にしてください。

『人生における最大の嘘、それは「いま、ここ」を生きないことです。』(p.275)
嫌われる勇気一自己啓発の源流「アドラー」の教え

 これは一つ前の言葉と重複するところですが、現実を疎かにすることをアドラー心理学では「人生の嘘」と呼ぶそうです。今に焦点を当てて真剣に生きることが大切というですね。


いかがだったでしょうか?
本書では紹介した言葉以外にもたくさん印象に残る言葉が散りばめられています。


ぜひお手に取って読んでみてください!


○参考・引用文献
・岸見一郎、古賀史健『嫌われる勇気―自己啓発の源流「アドラー」の教え』(2013年12月)ダイヤモンド社

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