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イラストを少ーしずつ習っています

 絵を。絵をね。描けるようになりたいのよ。

 でも私にとってはだいぶエネルギー要るのよ。

 文章を何故書いているのかって考えた時。「好きだから」だけじゃダメなのかもしれない。と不安に思っていたけど、絵をきっかけにその不安からは解放された。だって文書くより全然できない。

 描こうにも、線をなぞるのでさえ不安で、「正解」を求めてしまう。文章で書けないとか何を書けばとか考えてしまう人に、正解なんか要らないよー心の欲するままで良いのよーなんて思うのに。
 絵には正解があるんじゃないかと心配になる。
 絵画や美術作品をみる時は自由な気持ちで臨むのに。
 自分が描くとなるとどうしたら良いのかわからない。

 絵じゃなくても、なにか自分にとって「慣れていなくて」「楽しそうだし、ちょっと好きだからやってみたい」に挑戦してみるとよくわかる。

 私の場合はそれで「やっぱり文書くの好きなんだ。好きだから書くで良い」って思えるようになった。

 昨年くらいからだろうか。絵を描く欲求が湧いてきた。漫画や映画のキャラクターをなぞりたい程度なのに、なぞる行為すら自信がなくて、まずは絵を描き慣れようと思ったのがきっかけ。
 それで少し描いては休みして自己流に学習してみていたけど、何も上達している気もしなければ、自分で何かを描いてみることにつながらない。正解もないだろうにノウハウがほしくなって、誰かに習いたいと思った。

 そこで見つけたのが、noteで「教えますよー」と公表してらしたみやべゆか先生
 更年期の漫画を描いていらして、それで知った。

 更年期のことが「おばさんのイライラ」とか「加齢」とかとは違うつらさがあるともっと知ってほしくて、何度も文に書いてみていた。自虐ネタの笑いにはしたくないほどツラさがあったので真面目に書きたいけど、もう少しポップに書けないものかと葛藤があった。
 そこで漫画やイラストにできると良いのにとなんとなく思うようにもなっていたので嬉しくなった。

 でもリモートで習うのも不安だったり、会ったこともない方だし、本当は人の紹介が良いのかとかだいぶ迷った。アイコン描いて下さったmozuさんにもこういった場合のレッスンのことなど聞きながら、みやべ先生に声をかけてみた。

 そう。さきほどから「先生」と書いているように、私にとっては今、みやべゆかさんは、先生なのだ。

 マンツーマンで月1回、のんびりペースでイラストを習っている。
 やっと3回目終了。
 4回目、目前!

 先月は体調が悪すぎたので、時々の練習もできずに、ズレこんでしまっているけど。
 先生によれば「練習」と思うとしんどくなってくるから、できるだけ心の欲するままに楽しく~のスタンスで教わっている。そしてオドオド緊張しながらこわごわ描く初心者すぎる私を察したのか、基本的に褒めて育てていただいている。

 イラスト自体は、まだ「顔」からようやく「バストアップ」まできたところで、きっと自主的に進んで挑戦して良いのだろうけど、なにしろ文とは違って「何をどうしたら良いかわからない」。

 自由に描こうにもその「自由」がわからない。
 センセイ、シジヲダシテクダサイー。指示待ちの仕事できない人間になり果て、ハニワのような表情で白い紙を前に放心してしまう。

 そんなわけでただ言われるがままに描いているだけなので、上達の実感がない。たくさんの表情とか服装とか挑戦できるだろうに、アイディアも浮かばなければチャレンジ精神がない。こんな消極的だから上達しないのだろう。文章に臨むのと同じ体温でいると一向に自主的に描かないみたいだ。
 ウーンもうちょっとどうにかしないと。
 と思う度、文よりエネルギーが必要だなあと感じてしまっている。

 今の段階を「素人くささがハンパないでしょ?」「ちょっとは前回より変化してる?」って毎回レッスンが終わる度に、絵を報告レポートとして出していこうかしら。
 いやあそうまでしないと私は進めないのかしら。
 ちょっと自分が心配だ。

 いつか自分の動きを描けるようになったら、書いてみたいエッセイがあるので、何年かかるかわからないけど、細々とこれからも続けていきたいなあ。

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 少し報告が遅れてしまったけどTOMOさんが、先日の詩からイメージする絵を描いて下さいました。

 いつもかわいいけど、今回は色づかいがいつも以上に好み。星が降ってくる感じもとってもロマンチックで格別にかわいい!
 心の風景を描くなんて私にはもう気が遠くなるほど先だろう。それに自分の読んだものからのイメージなんてさらにその先な気がする。

 まだまだ詩を書くと思うけど、気が向いたらで良いので(どうかご本人が負担や義務に感じませんように)、もし絵が思い浮かんじゃったなーってなったら描く材料として是非楽しんでいただきたいです。



読んでいただいて、ありがとうございます! 心に残る記事をまた書きたいです。