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これができないとNG!編集長が仕事を依頼したくなるライターに必要な7つのスキル

こんばんは。さくらインターネットが運営する「さくマガ」で編集長をしている川崎です。SNSの発展によりライター人口が増え、多くの売れっ子ライターが誕生しています。自分もライターとして活躍したい、でもどうすればライターとして活躍できるかが分からないという方も多いのではないでしょうか?

今回は仕事を依頼する編集長目線でオウンドメディアの記事執筆をお願いしたいライターさんの特徴をお伝えしたいと思います。当てはまる方はすぐにでも執筆依頼したいので連絡ください!

これが出来れば売れっ子ライター間違いなし!

ライターに必要な7つのスキル

早速ですが、7つのスキルを箇条書きにします。あくまで私が思っているだけですが、大きく外れては無いと思います。

・企画を考えられる
・過去のポートフォリオがまとめられている
・レスポンスが早い
・コミュニケーションがしっかり取れる
・取材ができる(アサイン込み)
・締め切りを守れる
・宣伝、拡散ができる

こんな感じです。このうちの一つでも出来れば良いということではなくて、全部のスキルを持っていることが求められています。もしくはどれかの能力が抜きん出ているか。

全部出来る人なんて居ないよと思われるかもしれませんが、居ます。実在します。実際一緒に仕事しています。

売れっ子ライターと呼ばれる人はこれが全部できていると思っていいです。逆説的に言えば、これが出来れば売れっ子ライターに近づけるということです。

ライターというよりもコンテンツメーカーというイメージでしょうか。

売れっ子ライターになると仕事依頼が殺到し、記事1本で20万円以上なんてことはざらにあります。企業PRの記事になると1本100万円を超えることも。夢がありますよね。

企画を考えられる

これは大変ですが非常に大事です。編集部で企画を考えてから執筆依頼することも多いですが、やはり外部の方が考える企画というのは斬新に感じます。
「こんな企画を考えたのですが」と連絡すると、そのまま採用されることもあります。

企画を考える場合には、執筆したいメディアの

・コンセプト
・ターゲット
・目的

を知っておく必要があります。

さくマガ」を例に挙げると

コンセプト = やりたいことをできるに変える
ターゲット = 20代後半~30代後半のIT企業で働く社会人
目的 = さくらインターネットの認知度向上

こんな感じです。これが分かっているだけで企画の内容が変わっていきませんか?

メディアがコンセプトなどの情報を公開していない場合はメールで聞いてみましょう。企画を提案したいので教えてくださいと言えば、おそらく教えてくれます。教えてくれないメディアとは仕事をしなければ良いだけです。

過去のポートフォリオがまとめられている

過去に執筆した記事や出版した本があれば、それをメディアに紹介するのは大事です。

それこそ、Twitterやnoteにまとめておけばメディア側の人間も助かります。連絡先を載せておくのもオススメです。

さくマガを開設するときには多くの方のポートフォリオを見て、その中でターゲット層に合いそうな方に直接連絡をして執筆をお願いしました。

理想をいえば、

・執筆した媒体
・過去の記事のPV数
・はてなブックマークの数
・SNSのフォロワー数

が載っていると執筆をお願いした場合の数字がイメージできるのでありがたいです。正確な数字ではなく大体の数字でもいいと思います。

売れてるライターさんはこの辺りのまとめ方が上手いです。

レスポンスが早い

記事の執筆をお願いすると、やりとりが頻繁に発生します。そうなった場合にレスポンスが早いと編集部は安心します。

有名ライターさんは多くの媒体で執筆しているので、忙しくて返信が遅いと思いがちですが、有名ライターさんほど返信が早いです。

いまはメールやSlackなどのツールを使ってやりとりをすることが多いので、レスポンスを早くするための工夫をする必要があります。

例えば、

・定型文を登録しておいてメール作成の手間を減らす
・スマホでも返信できるような環境を整える
・返信作業の時間をあらためて取っておく

短文でも良いのでレスポンスだけ早くしておけば信頼されると思います。

コミュニケーションがしっかり取れる

ライターとしてというよりも、これは人として身についていて欲しいのですが、たまに全くコミュニケーションが取れない方もいます。そんな方はいくら有名で数字を持っていても仕事をしたくないです。

コミュニケーションが取れずに乱暴な言葉使いや批判ばかりだと、周りから人がいなくなってしまいます。

ライターさんから見て編集部にもコミュニケーションが取れない人というのは居ると思いますが、その場合は無理に仕事を続けるよりも他の媒体を探すほうが精神的な負担を考えると良いと思います。

無茶な依頼やパワハラ・モラハラをするような編集者が居た場合は、はっきりと断ってTwitterやnoteに書いて暴露してしまっても良いのではないでしょうか。

取材ができる(アサイン込み)

取材先の選定や取材のアサインと調整は大変なので、これをやってもらえると編集部はとても助かります。

編集にも活かせるので、取材には同行させてもらえると助かります。

人脈を活かして取材設定をすることができたり、人を紹介することができると、ライターの仕事以外にも仕事を頼まれる機会が増えると思います。

もちろん、「この人に取材をしたい」と編集部に提案して貰えるだけでも非常に助かります。

締め切りを守れる

締め切りを守れる方は編集部からの信頼もあつくなります。紙媒体と比べるとウェブ媒体はそれほど締め切りに厳しくないと思いますが、守ったほうがいいです。っていうか守ってください!
切実なお願いです。

編集部は事前に何月何日にこの人の記事を出そうとスケジュールを決めているので、締め切りを守れないライターさんにはその後仕事が依頼しづらくなってしまいます。

中には「このライターさんの記事はいつも読まれるから、広告を出してさらに数字を伸ばそう」と考えている場合もあります。

その場合はさらに細かくスケジュール調整をしているので、締め切りを守れないとせっかくのチャンスを逃してしまいます。

締め切り守るなんて当然だろう! と思っている方も多いと思いますが、実は意外と守れていないライターさんもいますので……。

宣伝・拡散ができる

これはなかなか難しいですよね。「ライターの仕事は記事を書くことだから宣伝は編集の仕事だろ!」という意見もあると思いますし、おっしゃる通りだと思います。

ただ、宣伝・拡散ができるライターの方とできないライターの方、どちらに仕事を依頼したいかとなると、やはりできる方に依頼することになります。

これは、実際にできるライターさんが多くいるので、できないとその方たちと比べて優位性がなくなるということです。具体的にどんなことかというと

・Twitterのフォロワーが多い
・積極的に自分の記事をTwitterで宣伝してくれる
・自分の記事を紹介してくれているツイートをリツイートする

これができると、間違いなく仕事は増えます。フォロワーが多いという基準ですが、1万人というのが目安になると感覚的に思っています。ただ、これもフォロワーの質の問題があるのでなんとも言えないところがありますが……

まとめ

以上が編集長目線で仕事を依頼したいライターさんにある7つのスキルでした。偉そうに書いてしまいましたが、これをしっかりできれば仕事に繋がると思いますので参考にしてもらえればと思います。

もちろん、さくマガでもそんなライターさんがいれば是非とも執筆をお願いしたいと思っているのでよろしくお願いします!!

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