音楽と海外生活　留学下見・ヨーロッパ編

（というかフレンチポップ編）

※このnoteはノウハウや気付きを書くものではなく、かわのの海外の思い出をその時のプレイリストで振り返る自己満足エッセイです。
曲の好みは前回の「音楽と海外生活」をご参照ください。

大学を卒業してすぐ、私は留学をしたいと思うようになった。きっかけは在学時代海外貧乏旅行にやみつきになったこと。
これまた私にとって人生の大きな転機でありかなり面白い経験だったのだが、プレイリストを作っていなかったし書ききれないので割愛。

とはいえその時はどんなふうに、どこへ留学したいかまだまだはっきりしてなくて。
とりあえず自分の信念のもとに、チェコ・ドイツ・デンマークへいって、学校や街を見比べることに。

その時に行き道の飛行機の中で作ったこのプレイリスト。これはなんとフレンチポップ100%。是非聞きながら本文読んでみてほしい🫶

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余談ですがプレイリスト表紙の写真にある本は、渡航前に勢いで買ったThe Gutsy Girl（ガッツのある女の子） という本。

ニューヨーク・タイムズのベストセラーならおもしろいんじゃ？て思って選んだ。子供向けではあったけど、明らかにこのときにはハードルの高い本だったな…。

女性である著者が、己の挑戦精神の赴くままにサンフランシスコのブリッジによじ登ったり、マイナーなソリの種目でオリンピック選手になろうとしたりとハチャメチャな冒険をする話。ページ各所に多くの女性の冒険記や成し遂げたストーリーが小さく紹介されているのも良い。
英語勉強ビギナーには辞書が必須ですが、中身が面白くてモチベが保ちやすいのでおすすめではあります。

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この時はチェコ行くために、フランスで小さな飛行機に乗り換えたのかな？

渋谷系好きなのもあり、もともとシャンソンは好きだったけど、
今のフレンチポップって知らないなーと思ってApple Musicのフレンチポッププレイリストをダウンロード、飛行機内で聞いていた。現在そのプレイリストは編集され、その時点でのものは残ってません。

途中からすっかりつまんなくなって寝ながら聞いたのをよく覚えている。エールフランスの飛行機がまた、きったなくて。前のポケットにパンくずぎっしり。フランスっぽくて笑った。

一人でチェコに夜中に降り立って、チェコ語が見かけによらない発音でバス停で降りるのも一苦労だったな〜。駅でつたない英語で道聞いても聞こえないふりされたり。ホテルに無事ついた時は零時回っていて、安心と不安で涙が出た。初めての一人海外だったから。

フレンチポップはどことなくウェットで、少し物憂げな雰囲気があってイケてるなと思った。特にお気に入りは、一曲目のこれ。

このジャケットだけ見るとズンチャカEDM系なんじゃないのか…？と思うだろうけど、聞くと暗めポップでかっこいい。

この旅も様々な出会いがあってとっても楽しかった。結局デンマークが一番魅力的だったのでデンマークへ行くことを決意する。

帰り道のプレイリストは、これ。

Grand Blancはフレンチポッププレイリストから気になって好きになったバンド。今は活動休止してしまっているのか、新曲が数年でていない。

一曲目のMontparnasse を聞きながら早朝ロシアでのトランジットで小型飛行機に乗り換えているとき、薄曇りの天気の中で飛行機の目前で階段を上りながら、ここまでできたんだからこれからの自分は何でもできるな。と思ったことを覚えている。

途中までの割と静かめかつ重めトーンというか、独白みたいなボーカルのあとの、突き抜けるような展開がたまらない。（独白とか言ってるがフランス語さっぱりなので、全く意味はわかっていない）というかGrand Blanc 結構本気で好きなバンドだったので是非色んな人に聴いて欲しい…！

この曲もプレイリスト内にないけどアップテンポでさわやかな、すごく気持ちのいい曲！なんとなくはしゃぎたいような、幸せをいっぱい感じたいような時に聞きたい。ドライブの行きの朝とか。

プレイリスト中盤のCosmo's Midnight もいつ知ったんだかわからないがいいツインアーティスト。シドニー発らしい。

このアルバムの曲順通りだが、このイントロ（？）からの次の曲が本当に気持ちいい。メロウな曲調で、深夜の友人宅とかで暗い照明の中で聞いて踊りたい。つーか私の家でかけるから友人を呼びたい。

このあとのプレイリストはダニエル・シーザーで朝の海ですか？てくらいのクリアさを堪能し、ラブなTEI TOWAでズンチャカラテン🎶みたいなノリになっていく。

同じくフレンチポッププレイリストから、Radio Elvis もすごくすきなバンド…！この人たちも活動休止しかけているが、是非聴いてほしい…！

キーボード？のなめらかなメロディーが心地良い。なんかフランス語わかる人によると割と愛を囁いてる系の歌詞らしい。

どんな層にウケるかと言うとあまり音楽通じゃないのでわかんないのだけど…
スーパーカーとか好きな人は好きなんじゃなかろうか…スーパーカーのほうが渋めな気もするが。
Radio Elvis は私が数曲聞いてる限りは割と正統派清涼系だ。

Radio Elvis のアップテンポかつ、するどめなこの曲も好き。

もうちょっと各曲についての思い出を書きたいんだけど、正直何年も前のことなのであまりかけないのが正直なところ。
次回以降のアメリカ編からはバッチリ覚えているので書いていきたい。