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大内周一郎さん:「自分はやれる!」という覚悟があれば、地域の人は応援してくれる

  • 大内周一郎さん
    NPO法人やまきやお気軽ネットワーク事務局長。
    川俣町出身。
    川俣町に工場を構えた製造業会社で勤務し、約40年間、中国、台湾、シンガポールなどへの海外展開業務を中心に担当。
    2013年より、山木屋地域の自治会にて事務局長を務め、その後山木屋地区の震災復興・賑わい創出を目指すNPO法人やまきやお気軽ネットワークの立ち上げに参画。
    定年退職後、会社の顧問を兼任しながら、同法人の事務局長として活動を続けている。

  •  現在の活動について
    主に、①山木屋地区の復興拠点商業施設「とんやの郷」の施設管理と②町からの各種委託事業、③山木屋地区内で実施される交流イベント「ペーニャ」の企画等を行っています。
    今年でNPO法人が設立されて9年目になりますが、施設管理は今年で4年目、町からの委託事業は今年で3年目になります。
    町から仕事をもらうまでは、特に活動も決まっていなくて「何をするの」という時期が何年か続いたんです。最初は予算もなくて、できることも限られていたのですが、川俣出身のデザイナー高橋彩水さんが世代を超えて一緒に楽しめることがしたいという目的で、中南米音楽酒場イベント「ペーニャ」を開催することを発案してくれました。
    イベントには全国各地から人が集まり、毎年開催形態を変えながら実施してきました。昨年2021年は、山木屋地域の小学校の校庭と体育館を借りて、1泊2日の形で行いました。予算も少ない中ですが「山木屋地区に必要な交流」としてなんとか運営を継続しています。

  • とんやの郷の施設管理の業務は、2名の女性がスタッフから始まりました。とんやの郷のお仕事は「おきがる亭」というレストランの運営がメインですが、2人とも料理人としての経験はなく一からのスタートでした。メニューの作り方から地域の方々との関わり方など1ヶ月間のトレーニングを行ってオープンしました。
    最初は2名でしたが、運営しているうちに山木屋地区の地元のお母さん方も参加してくれるようになり、現在は仲間が10名ほどに増えています。
    法人全体の運営は14人の会員と一緒におこなっています。ほとんどが山木屋地区の方々でみんなで協力しながら活動を推進しています。

山木屋地区復興拠点商業施設「とんやの郷」
  •  現在の活動でやりがいを感じることは?
    この地域でみんなと一緒に一つのことに取り組むことができることですかね。もし何も活動がなかったら寂しいです。「地域でみんなと一緒に取り組める何かがある」というのは一番の楽しみであり、喜びだなと感じます。
    その取り組みの一つが「ペーニャ」。発起人の高橋さんが多世代交流を生み出そうと始まったイベントでしたが、イベントの準備にあたって、町の「ジジ、ババ」と若い人とが一緒になって一つのことに取り組んでいる雰囲気としては面白いです。
    親子ぐらい年も離れている同士が、親子とはまた違う関係性となって繋がっている。そういう繋がりは今では貴重なんじゃないかなと思います。

2022年7月「とんやの郷」で開催した「ペーニャ」の風景
2022年7月「とんやの郷」で開催した「ペーニャ」の風景
2022年7月「とんやの郷」で開催した「ペーニャ」の風景
  • 現在の活動の大変なことは?
    毎年「来年はやらない、来年はやめよう」と言いながら、9年間継続してきました。メンバーの想いはそれぞれですが、みんな自分の損得で関わっているのではなく、地域の人に喜んでもらえることが嬉しくて、ついつい続けてしまっているんですよね。

  • 今後取り組みたいことは?
    今年から山木屋地域公民館長を引受ました。公民館とコラボレーションした事業を考えています。グラウンドゴルフや吹き矢などのスポーツ教室などの活動支援を通して公民館事業の活性化に協力していきたいです。
    また、まだ法人のホームページがないのでぜひ作りたいと思っています。地域の方々へ積極的に情報発信していくためにも、今年は何とかスタートさせたいです。
    川俣町でもデジタル化を推進する取り組みが始まっており、私たちもその流れに出遅れたくないなと思っています。例えばスマホは普及していてもどのように使っていいかわからない住民の方も多い。私たちは法人としてここをサポートしていけるようになりたいです。町の今後の方向性を正確に捉えて、山木屋地区の方々がこれから便利になっていくデジタル化にスムーズに対応できるように法人として取り組んでいこうと思います。

  • 川俣町の良いところ、大変なところ。
    いいところは、昔から繁栄していた伝統産業が、今も残っていることです。世界一薄い生地を作れる絹の会社が今でも存続していることは誇りです。
    その一方で足りないのは、そのような産業・会社に対する町からの支援が足りていないのが大変なところ。未来に残すべき会社が存続できる川俣町でありたいですね。

  • あなたにとっての川俣町は? 移住検討されている方へ一言でお願いします!
    私にとって川俣町は、故郷です。
    それぞれの生き方があると思いますが、自然が大好きだっていう方、もしくは静かなとこが大好きだって人は、ぜひ一度訪れてみて欲しいです。

ー読者の皆さんにメッセージー

地域おこし協力隊の応募を検討している方々へのメッセージをお願いします!

NPO法人やまきやお気軽ネットワーク」では現在地域おこし協力隊を募集しています!

「NPO運営」にチャレンジしてみたいと思っている人は思い切って、トライしてみてください。成功するかどうかはわかりませんが、後悔するよりはずっと良い。そして、もし「チャレンジしてみよう!」と思えた人はぜひそのチャレンジをもう一度見つめ直して、整理してみてください。チャレンジに具体性と覚悟があれば、応援してくれる人が山木屋地区にはいます。1人では無理だと思ったことも、具体性があればあるほど地域の協賛や町の担当者からの支援も受けやすい。みなさんのチャレンジをお待ちしています。

※現在は募集を終了しております。
\大内さんが所属する「NPO法人やまきやお気軽ネットワーク」では現在地域おこし協力隊を募集しています!/

NPO運営や地域コーディネートに興味を持った方、大内さんとともに山木屋地区の活性化にチャレンジしてみたいと思った方はぜひ下記リンクを確認して、まずは説明会にお申し込みください!(次回は10月に実施予定)

https://recruit.kawamata-gurashi.jp/


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