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氷河期世代の司法書士挑戦 4

会社法をこつこつ進めている。
委員会等設置会社や監査等委員会設置会社といった、「等」の位置を統一して欲しいと何度も思う箇所に差し掛かっている。
アメリカ式の会社を真似て作った仕組みのようだけれど、日本に根付かないのがよくわかる。
これらの委員と付く会社には、経営と業務とを切り離そうという合理的な考えが垣間見える。
日本の会社は家族的な経営なので、そういう合理性とは相容れないものがあるよう。

どちらがいいとも言えないと思う。
国柄もあるし、価値観も人生観も違う哲学を持っているのだから。
日本系会社、アメリカ系会社、その両方の良さを折衷させられれば怖いもの知らずなのだろうけれど、そううまい話はなくて、あの長所を取ればこの長所が潰れる。
逆にあの短所をなくそうとすると、別の短所が見えて来る、という風になっている。

それにしても、社外取締役って何者なのかよくわからない。
司法書士の勉強を始める前からそう思っていて、知識を得ればわかるかもしれないと思ったけれど、まだわからない。
もっと勉強を勧めれば具体的な例が出て来るのだろうか。
今は、社外取締役といえば、ただ偉そうに監督するだけで、手を動かさない怠け者、というイメージなのだけど。

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