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【キャリア】やりたいことがわからない・見つからない理由

皆さんこんにちは。河合企画の河合です。
本日は、多くの若い世代(だけじゃないかもしれませんが)が抱く不安。自分のやりたいことがわからない・見つからない。その理由についての考察を書きます。

【やりたいことがわからないという気持ちから本当に脱した瞬間】

私のこの考察には、実は根拠があります。自分自身ずっとやりたいことがわからないと思い続けてきましたが、自分の小さなやりたいを育て、プランにし、実行し始めたことで大きな気づきを得ることになりました。

それは、実はずっとやりたいと思っていたという事です。

でも、同時に、自分にはやれないだろうと思っていたことにも気づきました。方向性だけはそっちに行きたいと思って、やりたいことに似たような業界を探して働いてしまっていたということも、起業した今になってようやく気づけたことだと思います。

だから私は、やりたいことがわからない・見つからない理由が、やりたいけどやれないになっているからだと確信しました。

【やれるかやれないか・儲かるか儲からないか】

実は先月、これならやれるというアイデアを持って起業しましたが、それも「やれる」という動機が入っていて、決して自分が「やりたい」と心の奥底から思えるものだったのではないと気づくことができました。

なぜその気持ちに気づけたかと言うと、自分で考えだした事業プランでさえ、自分自身が「本当に続けられるか」に不安があったからです。

お金への不安もありましたが、お金が儲かったところで限界が来るだろうという思いもありました。そんな自分自身の微妙な感情を細かく分析していくと、私自身本当に望んでこの仕事を選んだわけではなく、やりたいことを実現する手段(要は儲ける手段)に目が行きすぎていただけなんだと悟ることになりました。

その証拠に、25歳のころに抱いた情熱やこんなことを実現したいという思いが、35歳を目の前にした今、改めて素晴らしい事業プランに思えてきたのです。それは長い間、自分の中で温めてきた「やりたいこと」でした。

35歳を前にした私は、25歳の自分が考えていた事業プランを実行しようと決意します。

【なぜ25歳~34歳の私はそれをやろうとしなかったのか】

それは、やりたいこと=できることだと勘違いをしていたから。
自分のようなちっぽけな人間がやりたいと思うことなど、すでに誰かがやっているかもしれない。自分のようなちっぽけな人間が、誰もやっていないことを実現する力を持っているはずがない。それが「やりたいこと」を「プラン」にできない一番大きな理由だったと今はっきりとわかります。

私たち日本人の多くは、やりたいことをやれる方法や成功への道筋が無いと着手してはいけないと思ってしまう人がどうやら多いようです。私がまさにそうでした。

・親や友人に挑戦を告げても「こいつにはできない」と思われる
・目標達成の戦略やセオリーから外れてしまっている
・そもそもそんな商品やニーズ、市場が無い

果たしてそんな発想は必要だったのでしょうか?

まずはそんな考え方から変わっていくべきなんだと私は強く思います。だって、難しい事をやろうとしているのに、成功する技術やノウハウなんて体得できているわけがないからです。

最初は失敗をして、いろいろと学んでやっと成功する。それは当たり前のことです。

当時の私にそのことを強く言ってやりたいと思います。

蓄音機を発明したエジソン然り・・・イノベーションとは、できないと思われていることや、必要があると思われていないところにしか生まれないと言われています。

昔の私は、本当に困った人たちがいて、その人たちを自分の仕事を通じて助けたいんだという思いがあっても、それをお金に換えることができるというこの世の理を信じることができなかった。ただそれだけのことだったのだと思います。

その結果、努力の方向を間違えてしまっていたのではないかと思います。もちろんそれも含めて経験としてとても大切な間違いではありますが・・・。

【就活生の悩みの正体】

だから、就職活動でエントリーシートや履歴書に将来の夢ややりたいことを書くときに悩むのは、「やりたいけど、自分にはできない。難しいことだから。」そして、努力して失敗して、成功を目指す気が無いからということになります。

【私の場合】~35歳 子供が二人 貯金無し 技術なし でも起業~

私は、できるできないで考えるのをやめることにしました。
必要とされるかどうか、自分がそれをやることで、救われる人がいるのかどうか。その人たちの顔を思い浮かべたときに、自分が幸せな気持ちになれるかどうか。

やれなくてもいい。

やれないなら、やれるようになればいい。

やれないからスタートして、やれるようになるのは大変だけれど、心を犠牲にして(自由の無い中で)働くことよりも、自分の「やりたい」に近づく道の方がよっぽど楽な人生だと私は思うようにしています。

【ただそれだけの話】

それは、頭の中で勝手に、やりたいこと、やりたくないことという判断基準が、やれること、やれないことという判断基準にすり替わっているから。

やれることだけやってる人。やれないけれどやりたいことをやれるようにする人。どっちになりたいか。

この話は、ただそれだけの話です。

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