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司馬遼太郎、BAT、GAFA、コロナ事変、信用スコア、倫理観の可視化、そして倫理スコアなどなど、カフェレクセル淀屋橋で紅茶を一杯すすりながら語りましょう。

「信用スコア」

これは最近、中国に行った人ならば解るんじゃあないかな。
信用スコアとは、
中国国内にいる人物の、「信用度」を数値化・可視化したものなんだ。
これがスマホなどで一目瞭然であり、他人様をみるために重宝する指標となっている。

しかも、信用度が低いと、電車に乗れなくなったり、カフェに入れなくなったり、踏んだり蹴ったりなんよ。

もし、「信用スコア」に、恣意性の介入がなく、本当に人々の信用やら倫理観を現せたらば?

倫理スコアというものがあり、人々の倫理観を精度高く示せたらば?

これが本日のお題なんよ。
さあ、紅茶でもすすりながらいってみよう。


コロナ事変による倫理観の可視化

2007年 iPhone販売開始
2010年~ SNS全盛
 IT企業による平時の情報掌握
 平時による行動パターン掌握
2019年 4Gから5Gへ移行
       QR決済急激に普及
2020年 コロナ事変勃発
 IT企業による有事の情報掌握
      倫理観が可観化

まあ、すったもんだがありまして、
コロナ事変で倫理観が可視化され、GAFAやらBATなどに我々の倫理観は掌握されたワケよ。

これは、もう諦めないと仕方ないだろうねえ。


信用スコアの問題点

中国で導入されて10年以上たつ「信用スコア」。

これはアイデアとしてはいい。
人々の信用が数値化・可視化され、生活の中にいかせる。

倫理観の低いヤツが一目瞭然だからねえ。
腹黒い不動産屋とかに騙されなくなる。
発想が昭和だし、不動産屋に悪いねえ。

だが、この中国における信用スコアには、大きな問題点がある。
それは競争の原理が働いていないってコトよ。

競争することで、世の中にある商品ってのは、より良いものになっていく。
消費者が、
「これ欲しいな、他より良いし、他より安いから、買っとこ」
と思える商品が生き残り、商品がより良いものになっていくんだ。



もし、信頼できる信用スコアがあったら?

残念ながら、中国の信用スコアは、一社独占状態であり、競争の原理が働いていない。
だから、あまり洗練されていないんだ。

だが、もし、信用スコアが、市場の中で自由競争を行ったら?

本当に嫌なヤツ、危ないヤツ、やり方が姑息なヤツ、腹黒いヤツ、自分のコトしか考えてないヤツ、いわゆる非倫理層を指し示せたら?

するってえと、随分と住み良い社会になると想うんだ。


倫理スコア

我々の倫理観が大手IT企業によって可視化・把握されていることは、既に述べた。

本当よ、本当だってば、
司馬遼太郎が云ってんだから間違いない。

これまで、「信用スコア」と表記してきたが、ここからは「倫理スコア」と表記することとしよう。
倫理スコアの方がより商品の本質を示せて、なんだか購買意欲に火をつけられるっていうか。
なにより格好いい(oゝД・)b

信用スコアは、今のところ中国の専売特許だ。
だがあいにく、諸事情により、
市場で競争していないため、あまり信用のおけるものではない。
信用スコアなのに、信用がおけないなんてね(oゝД・)b

翻って、我が国日本はどうか。

倫理スコアで競争できる日本

日本は、自由競争経済を標榜している。
原則として、一社独占は禁止だ。
つまり、倫理スコア商品は日本国内の市場で競争できる。
当たり前のことを書いているようだが、これは実のところ当たり前ではない。

倫理スコアとは何か?
確認しよう。

…………この不動産屋のオヤジ、信頼できるかなあ、倫理観備わってるかなあ、騙されたくないなあ。ああ、そうそう倫理スコアアプリAで調べてみよう。うん、フムフム、このオヤジ見た目とは裏腹に、倫理スコアが1800(B+)もある。。悪くない、よし云っとこ!…………

という風情で活用できるワケよ。

もし、この不動産屋のオヤジに騙されたらば、倫理スコアアプリAの使用を止めて、倫理スコアアプリBを利用すればいいんだ。
倫理スコアアプリBでも占い師にみごと騙されたならば、倫理スコアアプリCに乗り換え………………

そんなこんなで、より現実に則し、人々の持つ倫理観をトレースし、洗練された倫理スコア商品が出来上がっていく。

現実を反映していない倫理スコア商品は、市場競争の中で淘汰されるワケよ。

これが自由競争を行える、正確には自由競争を行わされているんだけど(oゝД・)b、そんな日本では行える。
自由競争によって、
倫理スコア商品を、より現実に則し、人々のニーズにこたえる倫理スコアへと昇華させられる。


倫理観が可視化・数値化された世界の覚悟

2007年 iPhone販売開始
2010年~ SNS全盛
 IT企業による平時の情報掌握
 平時による行動パターン掌握
2019年 4Gから5Gへ移行
       QR決済急激に普及
2020年 コロナ事変勃発
 IT企業による有事の情報掌握
      倫理観が可観化

コロナ事変の世界では、
コロナによりパラダイムがシフトした世界では、
倫理観が可視化された世界では、
新たな社会制度が必要だ。

倫理スコアは、新たな社会制度の中枢を担える。
簡単に云えば、
「嫌なヤツとかちあいたくない」という欲求を具現化できる商品だ。

倫理観が可視化・数値化されるなんて嫌だなあ、
と想っている読者もいるだろうが、

もう貴殿の倫理観はとっくの昔に、可視化・数値化されてるから、
諦めなさい(oゝД・)b


毒を食らわば皿まで、という。
倫理観がすでにして、可視化・数値化された世の中にあっては、
それを最大限に利用してやる、という気構え・大胆さこそが必要ではないか。

今こそ冷静な議論が必要だ。


紅茶を一杯

大阪・淀屋橋のカフェレクセルは、優雅な空間をリーズナブルな価格で提供してくれる。
一言でいえば、ゴージャス・ドトールだ。
実際問題、ドトール系列の実験店舗的な位置付けだ。

それにしても、御堂筋を眺めつつたらしこむ紅茶が美味い。
こんな美味しい紅茶をテラスで独占できるなんて、天の配剤も捨てたもんじゃない。

ワタシはねえ、
なにも、倫理スコア商品が必ずしも必要だとは想っていない。

だがねえ、
倫理観の情報を、IT企業に秘密裏のまま独占されるよりは、まだまし。
そう想うんだ。

まだまし、な選択肢を選びたいなあ、と想うんだ。

さて、紅茶もさめてきた。
最後にグイッといって、カフェレクセルからお暇させてもらおう。


ありがとう。
では、また逢いましょう。

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