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7月15日 読書会報告

川口市出身の自称読書家 川口竜也です!

7月15日の朝に開催した「東京読書倶楽部」読書会の報告です!

この日は新規の方が1名、リピーターが3名の合計5名で読書会。午前中から歴史や科学について熱く語り合う。我々の推し語りを誰も止めることはできない。

読書会終了後に撮影

・紹介して頂いた本

佐藤究「QJKJQ」講談社

主人公の家族は殺し屋一族。ある日家のなかで兄の惨殺死体が見つかり、突如母が失踪する。残ったのは主人公と父の2人のみ。果たして、この事件の結末やいかに。

著者の別著「テスカトリポカ」においても、人間って何でこうなるのかについて追求している作品が多い。人が人を殺すことを、どう捉えているのか。

東野圭吾「容疑者Xの献身」文藝春秋

弁当屋を営む花岡靖子は、自宅に押しかけてきた元旦那を殺害してしまう。騒ぎを聞きつけた隣に住んでいる数学教師 石神は、靖子の犯罪隠蔽を手助けしようと持ちかける。果たして、この事件のトリックとは。

人は人を愛するとこんなことまでしてしまうのかという献身に震える。この事件の真相を話しても誰も幸せにならないというシーンが印象的。

弥嶋よつば「明日誰かに話したくなる 王家の話」KADOKAWA

ハプスブルク家はなぜ顎が長いのか、そしていつから顎が短くなったのかなど、追求すると面白い王家の歴史に関するトピックをゆっくり実況方式に紹介。平松健氏(河合塾世界史科講師)監修。

弥嶋よつばさんは、チャンネル登録者19万人「よつばch」運営者。歴史に関するゆっくり実況で有名で、歴史を学ぶ入り口としてもおすすめ。

五十嵐美樹「文系もハマる科学」青春出版社

水に沈まないタピオカを飲みたい、元カレの指輪を溶かしてしまいたい、といった日常的によくある疑問を科学の力で解決する。ちなみに、五十嵐美樹さん(サイエンスエンターテイナー/ミス理系)は紹介者の推しだそうで。

杉井光「世界でいちばん透きとおった物語」新潮社

ミステリー作家である主人公の父が亡くなる。その父が生前残していたのが表題の「世界でいちばん透きとおった物語」なのだが、原稿が見つからない。果たして父が残したかった物語とは?

紙の本でなければ絶対にできない、その仕掛けに震える。

7月の読書会スケジュール

7月22日(土) 14:00~17:00
散策×読書会 (満員御礼!)
7月29日(土) 19:00~22:00
飲み有り読書会 BOOK & BOOZE!

ご興味ありましたら、コメントやPeatixにて是非お待ちしております。皆沢に会えるのを心よりお待ちしております(*^^*)

・注意事項
こちらの読書会は、神保町ブックセンターのカフェにて開催しておりますが、運営元のUDS様の主催とは別のイベントでございます。
お見かけした際には店員さんやスタッフさんにお伺いせず、直接主催者にお声掛け下さい。

今日もお読みいただきありがとうございました。いただいたサポートは、東京読書倶楽部の運営費に使わせていただきます。