見出し画像

1月15日 読書会報告

川口市出身の自称読書家 川口竜也です!

1月15日の午前に開催した「東亰讀書倶樂部」読書会の報告です!

今回は新規の方が2名とリピーターの方が3名の合計6名で朝活×読書会。

2023年初めての読書会は満員御礼で好調な滑り出し。絵本を描く方や学生さんもいらっしゃって、大変華やかな読書会。
何度も何度も同じ本を読むことで見えてくるものがあると、読書の更なる楽しみを実感しました!

読書会終了後に撮影

・紹介して頂いた本

加藤文元「宇宙と宇宙をつなぐ数字」KADOKAWA
望月教授により解かれた「abc予想」。これにはIUT(宇宙際タイヒミュラー)理論が用いられているが、それはどんな概念なのか。少なくとも、我々は足し算・掛け算の謎を根本的には理解できていない。

木下龍也「天才による凡人のための短歌教室」ナナロク社
短歌が繊細な人のためのものだと思うなよと、短歌で有名になるための定石を記す。困ったら雨を出せ、風を吹かせろ、鳥を出せ、月を出せ…。感覚に頼るのではなく、定石を真似することを学ぶ。

芥川龍之介「河童」
紹介者がかれこれ20回以上は読んだという作品。芥川龍之介が晩年に残した作品として、怒りとユーモラスを兼ね備えた社会風刺が何度読んでも面白い。繰り返し読むことで、細かい文法や言葉の意味がわかってくる。

宮下洋一「死刑のある国で生きる」新潮社
世界で死刑がある国は約50ヵ国、中でも先進国で死刑がある日本は珍しい。死刑が良いか悪いかということではないが、法律で裁くために身柄を確保するのと、武力行使で制圧するの、どちらが良いのだろうかと考えずにはいられない。

山竹信仁「ひとはなぜ「認められたい」のか」筑摩書房
人はもともと「認められたい」生き物。承認の反対は「自由」という。仲間に承認されるよりも、自由な生き方を選ぶ。だがその生き方にも、きっと承認される時が来る。つまり承認と自由は両立可能なのだ。

次回の読書会は、明日の飲み有り読書会 BOOK & BOOZEです!ご興味ございましたら、Peatixやコメントにてお待ちしております♪

皆沢に会えるのを心よりお待ちしております(*^^*)

・注意事項
こちらの読書会は、神保町ブックセンターのカフェにて開催しておりますが、運営元のUDS様の主催とは別のイベントでございます。
お見かけした際には店員さんやスタッフさんにお伺いせず、直接主催者にお声掛け下さい。

今日もお読みいただきありがとうございました。いただいたサポートは、東京読書倶楽部の運営費に使わせていただきます。