健康で文化的な一日
川口市出身の自称読書家 川口竜也です!
昨日の豪雨とは打って変わって、絶好のお散歩日和。しかも、今日は「文化の日」。
こんな日は文化を享受するに限る。まずは千代田区は東京都近代美術館を目指す。
文化の日は、いくつかの美術館や博物館の常設展が無料公開される。年に1度くらいは、常設展を観ておかないと忘れてしまう。
普段、芸術鑑賞をしている時は、スマホや財布などを諸々コインロッカーに入れる人。
でもふと、心に浮かんだことなどをメモしておきないなと思った。だから次回は、メモ帳と鉛筆を持っていこうと心に決める。
やはり「芸術の秋」でもありますからね。
芸術鑑賞を後にして、神保町は神田古本まつりを訪れる。
先週も訪れたけれども、やはり抜け漏れがないか、もう一度チェックしておきたい。
それに先週は曇天だったけれども、今日はとても良い天気。何だかんだ言って、古本探しは晴れていた方が気分も良い。
やはり「読書の秋」でもありますからね。
一通り、並んだ古本たちを見て廻り、15:30頃、ようやく遅めの腹ごしらえ。
散々歩き回ったから、ここは一つ、旨い飯とビールが飲みたい。
芸術鑑賞や古本探しに少々お疲れ気味の身体には、冷えたビールが染み渡る。
ほら、「食欲の秋」ですからね(?)
今日の予定はこれで終わりではなく、竹橋駅から東西線に乗り、東中野方面へ向かう。
お目当てはJAZZ SPOT「セロニアス」。人生初のライブハウスなるものを訪れた。
大分前の話になるが、六本木のとある読書イベントで出会ったのが、ジャズボーカルをされている「野村美空」さん。
「いずれ聴きに行きたいたいです!」と言いながら、かれこれ半年以上伺えずにいたため、このタイミングで訪れた次第。
「セロニアス」は演奏者と観客の距離がやたらと近く(物理的に)、こういうライブを初めて訪れた人からしたら、あんまり顔を直視したら失礼かしらんと思う始末。
それでも、野村さんの力強く、優しく響き渡る歌声に、何より楽しく歌っている姿に、とても感動していました。
ベーシストの白幡真都さんの演奏もとても軽快で、同じく楽しんでいるってのが、ひしひしと伝わっておりました。
ちなみに、後々知ったのですが、ボーカルとベーシストのデュオは珍しい組み合わせのようで。
喜びを表情に出すのが苦手なのですが…、とても楽しい時間でございました。
いやはや「音楽の秋」でもありますからね。
何だかんだ、一日中「文化」を享受した日。芸術に読書、それから音楽。
これらはいわゆる、「人生に必ずしも必要があるわけではない」ものとされている。
たとえ美術館を一度訪れなくても、本なんぞ読まなくても、それで死ぬことはない。
それでも、芸術であれ、文学であれ、音楽であれ、やはりないよりはあった方が、人生は豊かになると思われる。
それらは、目に見える「豊かさ」ではないけれども、知らずにいるよりは、ほんのり嬉しく、彩りを与えるようなもの。
そういうものを、一つでも多く出会いたいものですよね。
隣に座っていたご年配の方も仰ってました。「人生一回切りなんでね」と。
とても良い一日でした。それではまた次回!
※ 一日中ほっつき歩いたから、流石に家に帰って大分お疲れ気味。文化を謳歌するには、やはり「健康」も大事ですね。
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