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3月25日 読書会報告

川口市出身の自称読書家 川口竜也です!

3月25日の夜に開催した「東亰讀書倶樂部」読書会の報告です!

この日は新規が2名、リピーターが5名の合計8名でお酒を飲みながら読書会、その名もBOOK & BOOZE!新規の方が日本酒を、リピーターの方々がお菓子をご持参いただき、いつも以上に華やかな会となりました!

ちなみにその前には「読書家のための文学×ボードゲーム会」も開催し、うんうん頭使ったり、横暴編集長で大笑いしてからの流れでお酒を飲みました(笑)

ぐら著「ぐりとどう生きるか」
ボードゲーム時の風景
読書会終了後に撮影
電気ブランに白ワイン、日本酒も!

・紹介して頂いた本

凪良ゆう「汝、星のごとく」講談社

親関係でこじらせてる女の子と、同じく親に振り回されている転校生の男の子。厄介な親の元で育った2人の恋物語。恋愛ってこんなに切ないものだったっけ、噛み合わない2人に、胸が苦しくなる。

親は選べない、過去も変えることはできない。だけど上書きすることはできる。何度も登場する先生の言葉にハッとさせられてばかりであった。

つくあす「少女終末旅行」新潮社

地球の終末期を旅する、まじめなチトと食いしん坊のユーリの2人。愛車のケッテンクラートに乗り、祖父の教えであった「上」を目指していく。

旅の中で雨の音を楽しみ、文学やお酒に酔いしれる。終末期に2人ぼっちでも、楽しいことを見つけ、学び、成長していく。果たして「上」には何があるのか?

夢野久作「ドグラ・マグラ」角川文庫

目を覚ますと毛むくじゃらで垢まみれの「私」、どうやら精神病院にいるそうだ。私から何か聞き出そうとする正木教授と若林教授、そして隣の部屋にいる女の子の存在。一体、何が起きている…?

井上まい「大丈夫倶楽部」レベルファイブ

事務員の花田もねちゃんと、謎の生物の芦川さんの2人が「大丈夫」と言い合う倶楽部。それは「大丈夫」と思った時にポイントが溜まり、3ポイント貯まるとご褒美がもらえるそうで。

登場人物がナイスなキャラしかいない。変なやつばかりだけれども、大丈夫になっていく。気疲れした時にぜひ。

年森瑛「N/A」文藝春秋

女性でいることが、というより生理が嫌いな主人公。学校のパンフレットで「痩せ過ぎは生理不順をきたす」を見て、必要以上に食べることをやめる。その人が「どんな人間になりたいか」が問題であり、人間の定義とはなんぞやと考え直した。

「自分の中に性別がない」と考える人はいる。男女で分けられる世界は生きづらい反面、内側にいる人はそこまで深刻に考えていない人もいる。自分の中に男女の感覚がないことは時々困ることもあるのだけれども。

4月の読書会スケジュール

4月16日(日) 10:00~12:00
朝活×読書会
4月22日(土) 14:00-17:00
散策×読書会
4月29日(土) 13:00~18:00
文学×ボードゲーム会
4月29日(土) 19:00~22:00
飲み有り読書会 BOOK & BOOZE!

ご興味ありましたら、コメントやPeatixにて是非お待ちしております。皆沢に会えるのを心よりお待ちしております(*^^*)


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