見出し画像

北海道旅行記〜流氷編①〜


流氷を人生で一度も見たことがなかったのですが、
そんな流氷に見たり乗ったりしてきました!

オーロラ号から見た流氷

船に乗って観る流氷
流氷遊覧船オーロラ号に乗って観に行きました。
網走からオホーツク海を進み、往復1時間のプラン。


普段どんな乗り物でも大抵酔う、三半規管レベル1の私ですが、オーロラ号では乗り物酔いしませんでした🛳

それほど大きくて安定感のある船。
流氷をかき分け進む時も安定感のある走りでした。

私が行った時に見られたのは蓮葉氷(はすばごおり)

「流氷」と一口に言っても種類がたくさんあるようで、
川や湖で凍った「河川氷」
雪が氷河となって海に流れ込んだ「氷山」
海水が凍ってできた「海氷」
などがあるそう。

オホーツク海の流氷


中国とロシアの国境に流れている川(確かアムール川)から流れ込んで塩分が低くなった海水が凍った「海氷」。
塩分を含むため氷点は約-1.8℃程になります。

-1.8℃まで冷えると海面近くで小さな氷に変化し、氷晶となります。
これが少しずつ増えてかたまり、丸い氷盤。
その氷盤が波に揺られてぶつかり合い今回私が見た、ふちのめくれた蓮の葉状の蓮葉氷となるそうです。

参考: https://www1.kaiho.mlit.go.jp/KAN1/drift_ice/knowledge/growth/growth.html

【装備】

tops
・ヒートテック
・厚手のパーカー
・ウルトラライトダウン
・ダウン
・ニット帽
・手袋
・マフラー
bottoms
・タイツ
・暖パン
・ショートブーツ

この日は雪が降ってなかったので、これくらいの装備でも無問題。
なんなら船の中は暖かくて、外に居て寒くなったら中で休むの繰り返し。人間って贅沢だなと思いました。

流氷を観るための船には
オーロラ号と並んでもう一つガリンコ号というのがあります。

ガリンコ号とは船の先端にドリルがついていて、氷を削りながら進むと言うもの。

個人的には酔うか酔わないかと時期によってどっちに乗るか決めるといいかなと思いました。

流氷のマックスは2月中旬〜3月との事。
この頃だと流氷同士が風などによってぶつかり、より大きな氷の板になります。
そうなったらガリンコ号で削りながら進むというのも楽しいですね。

余談

流氷の上にたまに観られる動物。
私はアザラシ🦭が観れたらいいなぁと思って行きましたが…



今回出会えたのはオオワシばかり。
確認したところやはりアザラシはなかなか観られないようです。

でも天然記念物ですからねオオワシ…
観れてよかったです。うん。ありがとうオオワシ…

追記
おばあちゃんに帰ってきてこのはなしをしたところ、なんとおばあちゃんガリンコ号に乗ったことがあると言う事。

「おばあちゃんも流氷見たことあるの、ガリンコ号っていうのに乗ってね。 あざらしがねぇ 可愛くて、氷の上で手を振ってくれたのよ」

しかもちゃっかりあざらし見てるし。

いいなぁ。またリベンジしようと思いました。