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【読書記録】天才を殺す凡人


みなさんこんにちは。
今週月曜日から産休に突入した28歳OLです。

妊娠による眠気と闘いながら、1日1冊ペースで本を読んでおります✍
元々日頃から読書をする習慣はあったのですが、産休前は仕事に役立つビジネス書・技術書を読むことが多かったので、産休を良い機会に色んなジャンルの本を読みたいなと思っています。

また、いつも読みっぱなしで読んだ内容を忘れることが多いので、これからは読了後はnoteに読書記録を付けていきたいと思います!


ということで、本日の一冊は「天才を殺す凡人 職場の人間関係に悩む、すべての人へ」です。産休前、組織のイノベーションについて会社の先輩と話していた際に、おすすめされた一冊です。

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どんな人におすすめ?


・職場で人間関係・チームビルディングに悩んでいる人
・仕事で自分の強みを活かせていないと感じている人

どんな内容なの?


・人のタイプを「天才」・「秀才」・「凡人」の3つに分け表現し、アウトプットを最大化する組織には、「天才」・「秀才」・「凡人」のそれぞれの強みを上手く掛け算することが重要であることが書かれています。内容は濃いですが、関西弁を話す渋谷のハチ公(秋田犬)と主人公のやりとりをベースとしたストーリー形式になっているため、サクサク読めます。ハチ公は、「夢をかなえるゾウ」のガネーシャに近いキャラクターだと思います。


気になった内容MEMO

1.「天才」・「秀才」・「凡人」は物事の評価軸が違う。

天才は「創造性」という軸で、物事を評価する。対して、秀才は「再現性(=論理性)」で、凡人は「共感性」で評価する。

2.「天才」は「凡人」に助けられる

凡人と呼ばれる人の中には、『あまりに共感性が高くて、誰が天才かを見極められる人』がいる。それが『共感の神』と呼ばれる人物なんや。
大きな企業のほとんどは『根回し』が極めて重要やろ~(中略)
だどもな、天才はできへん。なぜなら『創造性』はあるが、『再現性』や『共感性』は低いから、普通の人々を説得できない。だから、天才がそれを実現するために必要なのは『若くて才能のある人物を、裏側でサポートする人物』。つまり『共感の神』と呼ばれる人物なんや
天才は、共感の神によって支えられ、創作活動ができる。そして、天才が生み出したものは、エリートスーパーマンと秀才によって『再現性』をもたらされ、最強の実行者を通じて、人々に『共感』されていく。こやって世界は進んでいく。

最後に


本書を読み、自分の職場にも「天才」・「秀才」・「凡人」それぞれのタイプの人がいるなと思いました。そして「天才」の奇抜さに圧倒され(笑)、彼らの良さを活かしきれないことがしばしあるなとも思います。それぞれの良さを生かしながら、組織としてアウトプットを最大化するためには、どうタイプごとの強みを生かし、バランスを取れば良いか、改めて考えさせられた本でした。


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