エンジニアのインターンで圧倒的に成長した話
はじめまして！
カウシェでBackendエンジニアとしてインターンをしているkounosukeです。
このnoteでは、「2022年4月にカウシェ唯一のエンジニアインターンとしてジョインしてから、何を学んできたか？」をお伝えしていこうと思います。
河野 将太 / kounosuke
東京工業大学に在学中。東工大のコンピューター系のサークルで部内向けサービスのBackendの開発を行う。カウシェではインターンとしてBackendの開発を担当。趣味は剣道とスキューバダイビング。
なぜインターンをしようと思ったのか
プログラミングを大学1年生の春に始めて、1年間サークル内向けのアプリを作成していたのですが、もっと多くの人々に影響を与えるアプリを作りたいと思ったことがきっかけです。
カウシェのエンジニア組織はメルカリやDeNAなどの優秀なバックグラウンドを持つ方々で構成されており、かつ中途採用のみのスタートアップという、インターンの入る余地が無さそうな会社でした。
しかし私は逆に火が付き、カウシェで大きなvalueを生み出してみたいと思ったのです。
採用面接前に、当時面識が無かったPMのkonchanさんに送ったDMがこちら。「一旦入ってしまえば必ず成果を出すので、とりあえずインターン枠を作って欲しい！」という気持ちで送りました。
カウシェで何を任されているのか
Backendエンジニアとして、様々なカウシェの機能開発や、改善を行なっています。
例えば、これまでは以下のような機能開発を行なってきました。
・ソーシャル通知の基盤整備から通知機能開発
・新規ユーザー獲得のための目玉機能の開発
・ユーザー同士のテキストメッセージ機能
「やるならフルコミットしたい」という気持ちから、週40時間ほど働いており、重要な仕事を担っていると感じています。
2023年の4月からは、カウシェアプリの開発チームが3つに分かれました。
私はそのうちの1チームの唯一のフルタイムBackendエンジニアとして、新規ユーザーの獲得や購入転換のための施策を推進しています。
カウシェを通じてどんな成長をしたのか
モダンな技術を使い、高レベルな要件を満たす設計、開発ができるようになりました。
ですが、一番の成長は、
「最終目標は事業の成功であり、エンジニアリングはあくまで事業推進のための一手段である」
と強く認識できるようになったことです。
カウシェに入る前は、高レベルな要件を満たす設計、開発ができればエンジニアとして十分だと考えていましたが、今では「事業推進のために必要なことは何でもやる」という意識で取り組んでいます。
また、自分のパフォーマンスだけが上がっても影響力は小さいので、他のメンバーのパフォーマンスを向上させることも意識しています。
これらの意識を持つことで、以下のような行動を自発的に行うようになりました。
・プロモーションチームの施策を把握し、それに合わせて開発期限をセットする。
・開発期限が厳しい場合、開発スコープがどうすれば結果を出せるのか、中長期的にメンテナンスがしやすいシステムになるのかを考える。
・開発時の課題感を、他のBackendエンジニアや、Platformチームに積極的に共有し、議論を起こす。
・レビューに時間がかかることがボトルネックになった場合は、Design Docを書いたり、適切な粒度でPRを分割したり、E2Eテストを見やすく書いたりする。
・開発の見積りを出した結果、想定より工数が大きく割りに合わないと感じた場合、その施策の取り下げを提案する。
これらを行うには常に事業全体の状況を把握しておく必要があり、エンジニアとしての知見も必須なので、他の誰でもなく自分が自発的に行う必要があると考えています。
これからどんなチャレンジをしたいか
目標を事業推進とし、広い視点を持って行動できるようになったものの、エンジニアとしての実力や経験がもっとある方が、その行動を結果に活かせると感じています。
現時点の課題としては、見積りが甘く、開発に手戻りがでてしまう所で、これを改善してさらにパフォーマンスを上げていきたいと思っています。
そのためには設計段階の行動が大切で、このような改善策があると考えています。
・設計時に考慮するべき観点は体系的に管理しておき、それらを毎回確認することで考慮漏れを無くす。
・設計が確からしいことの根拠まで、人に伝えられる状態へ持っていき、Design Docに記載する。これを通して、設計時に深く考える。
・自分の経験や調査の上で判断しかねることは、早めに相談する。（適切に相談できることも実力）
施策や事業状態の本質を理解することで適切な設計をし、爆速デリバリーをして新たな知見を得る、という好循環を作っていきたいです。
そうすることで、事業により大きな影響を与えていきたいと考えています。
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