「シェア買い」で廃棄商品の販路を確保。ブランド認知拡大の実感も
北海道の富良野に店舗を構える老舗菓子店、「菓子司 新谷」さん。
シェア買いアプリ「カウシェ」では2023年3月から看板商品のふらの雪どけチーズケーキを販売しています。
今回は製造部次長の後藤様にお話を伺いました。
カウシェに出店したきっかけ
これまで、配送の過程などでクリームがひび割れてしまったり、側面のシュクレ生地とチーズケーキの間に隙間ができてしまったりと、「正規品」として販売できなくなってしまった商品がありました。そういった商品も美味しさは変わらないのですが、規格外品の扱いとなり、「もったいない」と思いつつも廃棄をしていました。
そんな中、カウシェで規格外品や賞味期限間近の訳あり品等を販売する「エコ得」というカテゴリーが新設されることを知り、少しでもフードロス削減に繋がればと思い、出品を決めたんです。
「規格外品」を販売した印象は?
正直なところ、規格外品の販売が初めてだったこともあり、お客様の反応はどうなるか不安な気持ちもありました。ですが販売を開始してみると、お客様からのポジティブな反応をいただき、安心と共にSDGsへの取り組みに対する消費者の意識の高まりを直に感じました。
フードロス削減という弊社としても大きなチャレンジをカウシェと一緒に行えて、とてもいい企画に参加できたと感じています。
また、販売を続けている中で、今までアプローチできていなかった地域・ターゲットのお客様に購入いただいている実感があり、様子を見ながらカウシェでの取扱品の拡大を検討しています。
「シェア買い」という新しい販売方法をトライしてみて
「シェア買い」という販売方法のECへの出店も初めてだったので、当初は「口コミでどこまで広がるのだろう?」と思っていたんです。
実際に販売してみると、「フードロス削減で紹介されていて気になりました。一緒に買いませんか?」「北海道に行ったら必ず購入するくらい大好きなチーズケーキです。どなたかシェア買いしましょう」といった言葉をお客様がシェアしてくださり、その言葉に共感して購入の輪ができているのを見た時に、「シェア買い」という新しいECの形への可能性を感じました。
今回の「エコ得」カテゴリー内で他社さんの商品がシェアされている様子もよく拝見しており、カウシェで規格外品を販売することの相性の良さも感じています。
これまでのECやふるさと納税等のサイトとは違い、口コミから新規顧客の認知を獲得できるところが、「シェア買い」ならではですね。
これからも、富良野の食材の認知拡大や、「もったいない」を「『美味しい』の笑顔」に変えていくことに取り組んでいこうと思います。
カウシェでは、出店いただく事業者様を募集しています
「シェア買い」という新しい販売方法に興味のある方は、以下フォームよりご連絡ください。担当より折り返しご連絡を差し上げます。
▼ カウシェお問い合せ・資料請求フォーム
▼ 出店案内ページ
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