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1990年8月 研修の名のもとにソ連・モスクワと各地 07
【まとめ】スモレンスクからバスで次の宿泊地プスコーフに。トイレ休憩ごとになかなか刺激的な体験をする。また、初めての大きな交通事故も見て、どこの国にも共通のことはあるのね…と実感。
一泊して翌日午後にはプスコーフ発。一路レニングラードへ。
※お食事中の方はここからお戻りいただいた方が。すみません
8月22日(水) 雨
7:45 朝食
8:15 ホテルでお弁当の入った茶色い紙袋をいただいてスモレンスクを出発。
バスに乗ってすぐトイレに行きたくなるビョウキになったみたいだあ。もうトイレ行きたい。
10:30 ヴィチェフスク市に着く(注:ヴィーツェプスク?)。
人口30万とのこと。日本人は珍しいのか、ジロジロみられる。
駅のトイレはすごい、行列もすごいが、個室の中は汚れまくり、便器の中にはなにかと山盛りになってる。便座には座れず工夫が必要。
便座のふちはキレイなので、そこに靴のまま乗るしかなさそう。
かなり用心する。
お弁当を開ける。
白パン2切れ、黒パン3切れ、ゆで卵2個、ソーセージ1本、ハム1枚、丸ごとキュウリ1本、トマト1つ、炭酸水1ビン
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13:00過ぎ 途中の林脇で休憩。トイレはあったがここもすごい!
屋根がなく、男女で別れてはいるが、単にぐるぐるした壁になった所。
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この中はあまりきれいとは言えず、林の周りにもティッシュと現物が散らばっていた。
メンバーのYさんと交代で見張りながら木陰で用足し。
13:20過ぎ Руда、Дeнeцなど過ぎる。
13:30過ぎ、大きな交通事故現場脇を通る。
車に乗っていたらしき男の人が担架にいて救急車に乗せられるところだった。もう一台は助手席側がメチャクチャで、人がまだはさまっている。
どこの国も事故はこわい。
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13:45 Пустошка
14:00 Алоль ここでБEНЗИН(ガソリン)のスタンドをみる。
15:00過ぎ Карповоあたり。ようやく日が射してくる。
16:30過ぎ Псков プスコーフ到着。ホテルはРижискаяリジュスカヤ。
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着いてすぐ市内観光。川を挟んで対岸へ。
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聖人画の並ぶ荘厳な内部だった。
いつものお約束で誰かが「ここ撮影できますか?」と尋ねる。
添乗員Хさんはガイドに尋ねてから「いいそうです」と。
喜んでみんなでパシャパシャ撮ってたらガイドさんがХさんにあわてて耳打ち、Хさんもあわててみんなに「すみません、だめなんだそうです」って。
いやーごめん、もう撮れてたよ…
フィルム没収とも何とも言われなかったので、みなして何食わぬ顔で出る。
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川の分岐した間に初めの町ができたとのこと。
川は油が浮いて黒っぽい。
夕飯。オイルサーディンの乗ったオープンサンドとアイスクリームしか記憶にないが、美味しかった。
部屋は8階だった。
ここのホテルには階ごとにдежурная?デジュルナヤ(鍵番)のおばさんがいた。
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Sさんが書店で買った、フルカラーの図録みたいな本を見せてもらう。
ガガーリンの伝記。というかサーガ。
ガガーリンがイコン画のごとく、奉られている。
明日は午後一で出発なので、あまり荷物が出せない。最低限の物だけ出す。
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8月23日(水)
プスコーフ二日目。午前中はもともとクルージングが入っていたようだが中止となり、自由を楽しむ。
買物にあちこちでかける。
チェコ製の男性用帽子(暗いグレーで毛皮ぽい)が16.50ルーブル。これを土産に買う。
女性用は6ルーブルから。
人工の毛皮コートは200ルーブルくらい。買わないけど。
13:30頃 さらに先に進むためバスでプスコーフ出発。
16:00頃 バルチザンスクでトイレ休憩。
日本でいう半和式的な段差。床は木張りで、案外清潔だった。
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休憩所の近くに記念碑らしきものがあった。松の木が多い。
Жeлыцы手前で、銃を持った兵隊さんに止められる。緊迫した感じではないので、単なる慣行らしい。
18:30頃 ようやくレニングラードに入る。
今宵の宿は、都市部から少し離れたモーテル・オリギノ。
このころ、当初レニングラード3泊だったのが1泊減ったらしく誰だったかツアーメンバーが「行程が違うじゃないか!」と怒っていた気が。最後はハバロフスク泊らしい。まあ、ユルユルなの好きな私からしたらほんとゴメン、いいよいいよって感じでした。
20:00 夕食。
自販機の飲み物を買うと、お釣りに多角形のコインが出て来た。
よく見るとフィンランドの小銭。
本来ならば詐欺に遭ったも同然らしいが、形が面白いので許す。
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