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次世代に押し付ける善意は悪意になる場合もあるのでは?

NEC未来創造会議の未来に向けた取り組みの一つとして取り組んだ高校生への全12回の授業を終えて気づいたのは、次世代に加えて、上世代への教育(Unlearning/Learning)が大切だということ。人生100年時代、多世代が共生する時代。少なくても三世代(以上)が共生することに。
※第一子の平均出産年齢 30.7歳(平成28年)

次世代に押し付ける善意は悪意になる場合もあるのでは?

COVID-19でVUCAな時代だということを誰もが実感。これからの未来に向けて思いを馳せる人が増えた。人生100年時代、多世代が共生する時代、さらには少子高齢化で逆ピラミッドの人口構成。次世代のためにという善意で、次世代に期待を寄せて思いを発する大人たち。

逆ピラミッド構造の中、次世代に善意で思いを語る大人に対して、受け皿となる次世代は少数。大人3人分の思いを子どもたちが受ける。過剰な期待。大人たちの善意は、果たして次世代のためになっているのだろうか?自分たちの価値観をベースに次世代への期待を押し付けている場合が多々ありすぎる。
先日聴講した対談で教育に関心がない人はいない、総人口総教育評論家だと。確かにそのとおり。僕らがやるべきことは次世代に思いを馳せると同時に、自分たちの世代や上世代の価値観を肯定的にUnlearningすることではないか。そして、新たにLearningする。学び直し。

次世代教育でなく、多世代交流を目的に

僕らは「次世代教育/多世代交流」を目的に高校生と全12回の授業を実施してきたが、多世代交流の意義を高校生から学びました。今の教育に異を唱える人が多いけど、少子高齢化で人口構成が変わっている中、その唱え先を再考し、次世代でなく、自分自身や上世代の学び直しが先決だと強く感じた。




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