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思い切り想いを込めて言い切ってみる

◼︎時に曖昧を美徳とするボクら日本人


 「曖昧」を都合よく美徳にして、その場を過ごしてないか?

事なかれ主義になっていないであろうか?

 無責任な人は往々にして、「口出ししない」「提案しない」が圧倒的に多く、逆に「愚痴」に変えては陰気を放っているなんて事はなかろうか。

 「相手がどう思うか考えてしまって言いにくい」「対立してしまうかも知れない恐怖」なども大いにありがちな話だが、俯瞰して自問してみると、それはどうも「無責任」なだけなのかも知れない。

「 言い切る事で発生する自責 」からの逃避!
          なのかも知れない。。。

 ときに部下からの相談で、極限まで抱え込んで既に八方塞がりの問題を、突然来て「 困っていますっ・・・ 」なんて事もある。
 「周りに迷惑をかけたくない」という気持ちも理解できる。
 ただそれは逆で、もう少し早い段階で思い切って「 こう思うのですがどう思われますか?」と提案的に自発してみようではないか。
  そうすれば、そこに部下主導のもとで「 一つの建設的討論が生まれた!」ことになる。
  それを皮切りに、「こうしてみよう、あーしてみよう・・・」などと、深掘りして難題を乗り越える!
 これを組織全体で理解し実行できれば、再現性も高く、とても合理的で、生産性の向上はもちろん、何より顧客満足に繋がっていくとボクは考える。
 ともすれば、「本人自身が腹落ちした状態」で、自責で困難を乗り越えた「小さな成功体験」にもなる。
  「自信」は成功体験の積み重ねであり、「継続的なやり甲斐」を生み、さらにそれは「積極的行動に繋がる」ものだ。そんな組織は活力があり、地道に力強く成長していく。

 だから、

 1)思い切り想いを込めて
     言い切ってみようではないか。

 2)間違っていてもいいのだ。

 3)是非、自責のもと積極的に建設的な
     提案にトライしてみてほしい。

 ただし、高圧的なパワハラ上司が、のさばるような時代遅れの組織は、いまの時代において、そもそも論外でなので、前提からして大外れだ。
  それは「衰退」という滑り台に乗っているようなものだから。

2023.12.16 かつみ〆

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