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好きな服について本気出して考えてみた

どうでもいいけどタイトルだけでピンときた方はすごい。趣味が合うかもしれない。

世の中には2種類の人間が居ると言われている。
石田純一やカイジやジョセフマーフィー(誰?)の言葉だ。
アパレル業に従事していた僕の場合はこうなる。

世の中には2種類の人間がいる。
服が好きな人間とそうでない人間だ。

ばーーん。

さて、あなたはどちら?
言わずもがなだが僕は前者だ。

物事を好きになるのにはなにかきっかけがあるように思う。例えばコーヒーを好きになったのは人からミルを頂いたからだし、相方氏のジブリ好きは魔女の宅急便の世界観に引き込まれたかららしい。(ラピュタやナウシカは苦手らしい。アリエッティは好きなのに)大小はあれどそれなりの理由がある。

服が好きになったのは、19歳の頃。某大手リユースショップで働きだし、ブランドやディテールに詳しすぎる人たちが身近に居て、こんなにも奥の深いものだったのかと知ってからだ。

スマホがこんなにも普及する前、ネット通販だってまだまだ下火の時代。大抵、思春期真っ盛りである16か17そこいらの少年少女は恋人がなんだデートがどうしたと言い出すのでそれにともなって服にも興味を持つ。その中でも学生である自分の財布と向き合い、いい感じに買って合わせる人が一クラスに一人は居た。そして放課後、センスのいいお洒落な人が街をぶいぶい言わせて群雄割拠するのだ。(?)当時の僕は相当にいけてないので勝手なイメージだが。
じゃあ何に精を出していたかと言うと、バンドだ。高校の3年間と専門学生1年目まで音楽に一生懸命になっていた。ライブハウスで仲良くなったシャウトが上手い他校の友人とリンキンパークのコピーバンドやったり、暗黒の中学時代を救ってくれた大親友とバンドでオリジナル曲やったり。「バンド」と聞くと、どこがいけてないんだと思うかもしれないが、当時の服装を思い出すと身震いがする。ブルーハーツのコピーを披露するのにボンテージパンツを履いて張りのない生地のシャツにネクタイ、円広志風のハット。いや、、、ロックTにデニムで良いんだよあの頃の自分。
そう。服に興味はあったがいかんせんセンスが絶望的になかった。安くてカッコいい古着を置く店でそんなのを買っていた。

そんなダサい期間を経て、服に囲まれたバイトをすることになるわけだが、、、
多分、入社当時、一番ダサかったと思う。嘘。絶対に。でもさすがにボンテージパンツは履いてなかったはず。今だから言えるがボンテージがダサいんじゃなくて僕の持ってたやつが微妙だったし、そうなりゃセンスのない人間が合わせられるわけがない。

それではセンスってなんだろうとなってくる。

センスをよくするとは、感覚を磨くということ。

今となっては大好きなブランドの代表をしている方が言っていた。
このブランドともう一つ、今の服好きの軸になっているブランドとの出会いがその後の僕の服に対する価値観を大きく変えることになる。

それはまた明日にでも。。。

まとめ。

・センスは磨ける
・服に興味はあってもダサいと言われている人は、今の世の中改善策はいくらでもある
・見た目を100%気にしない人なんてほんの一握りだと思うので、少しでも服に興味がある人はどんどん知識を吸収してほしい
・カッコイイ、ダサイは主観だが、そう見えないようにする技術や基準はある
・23時頃から書き始め、現在25時12分。約1400文字。好きなことなので筆が止まらない。

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