藤 勝行/株式会社エックスラボ

『挑戦者と共にあり続ける会社に』株式会社エックスラボ代表取締役CEOの藤勝行です。 世…

藤 勝行/株式会社エックスラボ

『挑戦者と共にあり続ける会社に』株式会社エックスラボ代表取締役CEOの藤勝行です。 世界的起業家団体EO大阪の第11期会長、情報経営イノベーション専門職大学客員教授を務めています。 私の経営者人生は、BtoBビジネスがメインでしたので、少しばかりは読者の参考になればと思います。

最近の記事

自己破産からの資金調達の経験をシェアします

投資や事業経営で重要なこと日銀の利上げショックやアメリカの景気後退懸念などで、日経平均株価が大きく下がり、円高にも大きく振れました。 少し反動があるとは言え、投資は難しいものです。 投資では、大きな博打のような投資を行わず、健全なポートフォリオを組み、安全に収益性を保ちたいもの。 事業も全く同じ。 リスクとは読めないものに対し生じるものです。 ファイナンスの基盤となる統計学の世界では、リスクは「不確実性」を指す言葉となります。 例えば高層マンションから飛び降りた時

    • 事業運営のためのサーベイの重要性とは?

      サーベイってご存知でしょうか?サーベイとは、物事の全体像や実態を把握するための調査です。 アンケートは顧客や見込み客など、社外に向けて取ることが多いですが、サーベイは主に自社組織に対して取る手法のこと。 働きやすさや、制度に関する満足度調査に使用したり、社内エンゲージメントに使用することもあります。 弊社では半年に一度、サーベイを実施しています。 最近では働きやすさに関するサーベイを取り、そのサーベイ結果をもとに"働き方改革チーム"という委員会で社内制度の見直しを進

      • セミナー開催の効率化ツールを販売開始しました!

        セミナーに関する事業(SeminarBase)を立ち上げもう2年が経ちました。 セミナー集客代行サービスに始まり、セミナーコンサルティングサービス、無料で登録出来るポータルサイトに続き、ついにAll in OneのWebinarBaseの発売です。 ウェビナーの活用方法である3つの機能も完備・設定した時間でリアルに配信を行う”リアル配信(ライブ配信)機能” ・録画しておいた動画を設定した時間に配信する”擬似ウェビナー機能” ・指定された期間内で、参加者が自由に動画を再

        • One to Oneマーケティングの追求と限界

          インターネット広告業界に長年身を置いていると、その流れや潮流を見てきました。 ネット広告に出すと反応が取れた時代 新しい種類の広告が多々出てきた時代 媒体の乱立ゆえに規制が強まってきた時代 広告主の競争ゆえに規制が強まってきた時代 などなど… 聞くと、そうだろうな、という業界の流れがありました。 ネットユーザーが若手になるにつれて、個別化に慣れている彼らを当てるには特に、マス広告的な内容ではなく、個人に当てた広告、いわゆるOne to Oneマーケティングが王道

        自己破産からの資金調達の経験をシェアします

          会社の内部不正に気をつけましょう

          先日、経営者仲間での勉強会があり、そのメンバーでの勉強会の内容が 「社員の不正問題」。 上場企業の社長も数名おり、不正に関して徹底できている会社、ガバナンス(企業統制)していても、やはり不正が起こってしまった会社、、、など、経営リスクをシェアしていました。 社内規定違反であれば、社内の規則に沿った罰則などでの対応が必要になります。 皆さんの会社では、社内規定などはきちんと作っていますでしょうか? 何か問題があれば、社長や上司の主観や感情ではなく、規則に沿った対応が必要

          会社の内部不正に気をつけましょう

          東京都知事選挙から考える民主主義

          東京都知事選挙が終わりましたね。 勝った小池都知事には、是非とも良い首都作りに励んでもらいたいと思います。 さて、民主主義である日本は、健全な選挙で民意を反映した政治家を選び、民主主義国家として、歩んでいます。 民主主義、社会主義、共産主義、資本主義や、保守派、改革派など、様々な政治思想があります。 その中でも、民主主義は多くの国で導入されており、その中でも様々な形態があります。 民主主義は国民が賢くないと機能しないと言われています。 ダメな国民が、ダメな政治家を

          東京都知事選挙から考える民主主義

          20代のうちにどれだけ濃密に働くか?

          先日の部内MTGで、20代のうちにどれだけ濃密に働くか?働いているのか?という話をしました。 若いメンバーが多い弊社では、まだまだ基準やカルチャーを作っていかなくてはいけません。 色んな会社を見て、弊社を選んでもらった 転職の選択肢もある中、うちに居続けてくれている と、私は社員に対して思っています。 その中でも、我々みたいなベンチャーに入社した理由は、「成長意欲」です。 入社時にも成長意欲を確認しています。 会社の責任は、メンバーの「成長」にコミットし、彼らがク

          20代のうちにどれだけ濃密に働くか?

          お金がない!支払いが出来ない!

          ついにドル円の為替レートが160円になりました。 輸入に頼る日本人の生活に大きなダメージを与えるでしょう。 この夏は例年よりも猛暑になる予報で、電気代も問題視されており、政府は補助金を出す模様。 賛否はありますが、国民の生活を第一に議論して欲しいと思います。 「お金がない!支払いが出来ない!」とは、若い頃に、毎月のように僕が困っていたことです。 経営のけの字も知らずに独立せざるを得なかった若い頃。 経営者になれば儲かるなんて甘いものでもなく、むしろ借金まみれになる

          お金がない!支払いが出来ない!

          社長の社員コミュニケーション方法

          私には中2の娘がいるのですが、この2年間、ほぼ口を聞いていません。 奥さんから聞くと本人曰く「思春期だから」との事。 反抗期じゃなくて良かったぁ、と思うはずもなく、少し寂しいような、でも大人の階段を登っているような、複雑な心境です。 なんだかんだコミュニケーションって大事だなぁと思う今日この頃。 皆さんは、社員とのコミュニケーションはどのようにされていますでしょうか? 私で言うと、 月に2回の社長講和 月曜日にマネージャー職以上とMTG ※別途、毎日全体朝礼や部

          社長の社員コミュニケーション方法

          幹部やミドルマネジメントの育成の重要性

          先日、淡路島までとある医療グループの幹部合宿のお手伝いに行きました。 目的は「幹部育成」「幹部候補生のミドルマネジメント育成」。 理事長の考えでは今までは理事長のトップダウン経営だったが、これからのフェーズでは、理事長は引いて、幹部やミドルマネジメント陣で会社を引っ張っていって欲しいと。 トップダウン経営のメリット・デメリット 独裁やトップダウン型の良さは「スピード」「パワー」「推進力」です。 TOPの強烈な個性を中心に一定規模までは伸びていきます。 しかし、この弊

          幹部やミドルマネジメントの育成の重要性

          野村忠宏さんの講義から学ぶ成功の哲学

          先日、大阪経済大学様の講義に同席してきました。 柔道家・野村忠宏さんの講義があったからです。 どの道でも成功される方って、自分の哲学を持っています。 野村さんの場合は「執念」。 一言でまとめていますが、その奥にはかなり考えられた奥深い内容が詰まっています。 学生のうちにこういった話を聞けるのは本当に羨ましいなと思うと同時に、大学側の意図も感じています。 幅広い世界に目を向けること、興味を持つことを願い、多様な講師陣を揃えているのは流石だなと。 成功はアート、失敗

          野村忠宏さんの講義から学ぶ成功の哲学

          いつだって成功する人は、行動し続ける人。

          「若いって、それだけ武器」 僕も諸先輩方から何度も言われた言葉で、無知や未経験だが、夢や目標があって、勢いや行動力がある事を意味しています。 大人になって、少し賢くなると、失敗の法則などが分かってくるので、行動に消極的になったりします。 成功確率を上げるのは行動が全てなのですが、変に賢くなり、失敗確率を下げるために行動量が減るのです。 先日、宝塚歌劇団の娘役の方の相談を受けました。 色々と背景があり、大河に出たいとの事で、退団を決意したようです。 しかし、次の事務所を

          いつだって成功する人は、行動し続ける人。

          倒産を乗り越えて:グループ年商12億を達成した話

          簡単に私の自己紹介をさせて下さい。 株式会社エックスラボというWebマーケティング会社の代表取締役CEO、藤勝行です。 私の経営者人生は、BtoBビジネスがメインでしたので、このnoteでは、経営者のための有益な情報を発信していけたらと思います。 私は、30歳のときにこの会社を創業、再起業しました。 と言うのも、私は、一度倒産を経験しています。 株式会社エックスラボを創業するまでの私の人生を少し聞いていただけたらと思います。 2011年に倒産。自己破産。 家庭の事情

          倒産を乗り越えて:グループ年商12億を達成した話