見出し画像

今日の映画ナニミル Vol.3 コミカル幸せ系邦画「嘘八百」は見た方がいい

Amazonプライムビデオ見つけた映画です。

関西が舞台なんですがそれはさせおいてもノリが楽しい

古美術品を商う則夫 (中井貴一)は、野田佐輔 (佐々木蔵之介)から千利休ゆかりの茶碗を購入するが、この茶碗は、野田がつくった贋作だった。てんやわんやの末、野田の腕を見込んだ則夫と野田がタッグを組むことになる。 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

最初はお互いに騙し騙されするんですけど、ひょうんなところから目的ができて仲間として行動していくんですがそのなりゆきも面白い。

それに主役の二人には娘と息子がいてるんですけどこれの関係もまたいい味が出ていて面白いし、佐々木蔵之介演じる野田の家族構成に友近さん入れてるところが狙いに来てるなって思った(笑

話しもよくできている、目利きとその目利きに負けないくらいの贋作、いやもういってしまえば作品を作る陶芸家という組み合わせの着想が面白い。

この映画の流れと同じように、もし本当に歴史的な作品に見せかけて贋作を作った場合本当に見抜けたりするものなのだろうか。

そしてものの価値というのは実際どこに重きが置かれているのだろうか?

例えば100万円する陶器だと言われて本当にその価値というのはどこにでてくるんだろうか?物の価値というのは機能性であったり耐久性や見た目できまる。

そのことについて言えば2000円のマグカップと800円ほどのマグカップがあって800円のマグカップの方が飲みやすかったり持ちやすかったりすることは往々にしてあるわけで、芸術作品や骨董品は当然そんなところに価値はないんだけど、誰々が作ったからとかこの時代に作られたからという別の価値をもって判断されているわけ。

でももしそれだって昔の人が残した書物や伝記の類から発生していることで実際にどんな人が作ったとかってもうわからないんじゃないかと思う。

そういうものに対して思いをふけったり想像したりできる人間って本当にすごいなって思う。

だって本当にそこにあるのかないのかわからないものに対して想像だけでさもあったかのように思えたりできるわけで到底動物にはできないことで、人間の脳というのはすごい器官なんだなって思ったりします。

映画の話しからだいぶそれましたがこの映画最後の最後まで笑わせてくれるしなんだかスカッとします、途中途中でクスっとさせてくれる要素もありますし、ワクワクするしなんだか自分も画面中のチームの一員になったような感覚になってたりします。

ぜひとも一度見てください、邦画ならではのエンターテイメントだと思います。

この記事が参加している募集

私のイチオシ

とあるサラリーマンにコーヒー1杯🤗