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J.S.A.SAKE DIPLOMA

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日本ソムリエ協会が認定する日本酒資格 通称日本酒ソムリエの勉強をした際のノートです。
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記事一覧

2023年 協会ソムリエ協会セミナー テーマC

2023年 協会ソムリエ協会セミナー テーマC

ご覧くださり、ありがとうございます。
先日ソムリエ協会例会セミナー テーマC
オーガニック・サスティナブル・ビオワインとコントロールおよび従来型ワイン造りの比較テイスティング(長い!)について。
講座内容を詳細に記入するといろいろ問題があるので、自分用にざっくりまとめ。
ナチュラルワインときくと、「なんか添加物や農薬が少なくて、身体に良さそう」と思うからか、インポーターや酒販大手に販売戦略として利

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2023年 ソムリエ協会セミナーA 酒母の違いによる日本酒の味わいを探求する

例会の話。
昨年と同じお題でした。

講座内容は酒母による味わいの違い、との事でしたが、生酛が一種、あと四種は速醸酛という不思議なラインナップ。

山廃酛も高温糖化酒母もない。

講師はソムリエ協会理事の星山厚豪氏
焼肉店を経営なさりながら、ワイン(MW)と日本酒文化を勉強されていらっしゃる、との事。今回もウェビナーでしたが、ウェビナーならではの良さの方を感じる講座内容でした。
供出温度も、講師、

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SAKE DIPLOMA(日本酒ソムリエ)ノート最終回

SAKE DIPLOMA(日本酒ソムリエ)ノート最終回

ご覧いただきましたこちらの投稿も、今回で最終回です。今までありがとうございました。

デギュスタシオン直前対策
田崎さんの講演で以前きいた焼酎の見分け方
メモ

泡盛 黒麹の特徴 中盤の手前 苦味を感じるシャープさ
米焼酎 白麹、ふくよか、まろやか、純米酒っぽい、土蔵の香り?
麦 ライ麦パンの真ん中
芋 黄金千貫ーさつまいもを蒸した香り

論述試験のためのプラクティス4
ワインが

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SAKE DIPLOMA(日本酒ソムリエ)ノート50 論述試験対策3

SAKE DIPLOMA(日本酒ソムリエ)ノート50 論述試験対策3

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SAKEDIPLOMAに関する投稿もあと僅かの予定です。引き続きよろしくお願いいたします。

論述試験のためのプラクティス3

①初めて清酒を飲む人に、どのような日本酒を提案するか

飲むシーン(レストラン、家庭)
合わせる料理
性別
清酒に対するイメージ、興味度合いなどによりかえる
例 日本酒のない国か

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SAKE DIPLOMA(日本酒ソムリエ)ノート49 論述試験対策2

SAKE DIPLOMA(日本酒ソムリエ)ノート49 論述試験対策2

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論述試験のためのプラクティス2

[GI「白山」石川県白山市 ]
2005(平成17年12月)指定
2017(平成29)年変更
白山の清酒は米の旨味を活かした豊かなコクを有している
純米吟醸、吟醸酒は穏やかな香りと果実様の香りとほどよい酸味、豊かな味わいとコクが相まって飲み手に品格を感じさせる

1300年以上

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SAKE DIPLOMA(日本酒ソムリエ)ノート48 論述試験対策

SAKE DIPLOMA(日本酒ソムリエ)ノート48 論述試験対策

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論述試験は初年度次年度とも、面接方式ではなく、A4サイズの横罫用紙に問題の答えを書き込んでいく方式でした。
時間は20分、与えられた課題に、現状や問題点、改善出来るであろう点を織り交ぜながら、最終的にはポジティブな印象にまとめて行く事が大事です。

一般的には日本酒ソムリエ、と呼ばれる事の多いsake diploma

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SAKE DIPLOMA(日本酒ソムリエ)ノート47

SAKE DIPLOMA(日本酒ソムリエ)ノート47

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SAKE diploma テイスティング
テイスティングの試験時間は30分

2017年度は6種類
2018年度は5種類

清酒は4種類
他は焼酎
(そば焼酎はアレルギーの関係上、出題されない)

テイスティング試験を受けた事のある人ならご存知でしょうが
受験者が入室する前に、グラスに注がれた状態です

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SAKE DIPLOMA(日本酒ソムリエ)ノート46

SAKE DIPLOMA(日本酒ソムリエ)ノート46

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焼酎の造り方
焼酎は醪をこさずに蒸留する

約2日〈製麴〉焼酎の麹は米麹、麦麹、芋麹の3種類

約6日〈一次醪〉酵母と麹、仕込みの水のみ
最高温度が摂氏30度
※差し酛≒酵母の代わりに、3〜4日経った別の一次醪を使用する

8日から20日〈二次醪〉蒸した主原料と仕込みの水

〈蒸留〉3時間、水

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SAKE DIPLOMA(日本酒ソムリエ)ノート 44

SAKE DIPLOMA(日本酒ソムリエ)ノート 44

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第6章

日本酒と料理の相性
ですが、合わせるための考え方は教本を見れば良く解るかと思います。

日本酒とさまざまな料理との相性例のところはさる関係者の方から、

あれはあくまで田崎真也さんの感想

と伺いました。

考え方としては非常に理にかなっていますが
ワイン同様、日本酒もあけてみないと実際には味はわからず、

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SAKE DIPLOMA(日本酒ソムリエ)ノート 43

SAKE DIPLOMA(日本酒ソムリエ)ノート 43

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日本酒のテイスティング②、香りについて、追記
例えば生クリームや梔子、ジャスミンなど、お米から出来ている日本酒から、はたしてそのような香りがするのか、と疑問に思われる方も多いと思います。
乳製品の香りは、日本酒製造過程で乳酸を生成させたり、添加するので、しない事もない、といえます。

花の香りなどはもちろん
その花の

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SAKE DIPLOMA(日本酒ソムリエ)ノート42 日本酒のサービス

SAKE DIPLOMA(日本酒ソムリエ)ノート42 日本酒のサービス

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日本酒のサービス
実はこの項、日々お客様にお酒を提供している身には当たり前の事過ぎてノートは作成しませんでした。が、当ブログのため、ザックリとまとめます。

[飲む温度]
日本酒の特徴として
飲用温度の幅が広いこと

氷温まで凍らせて飲む「氷結酒」から摂氏60度を超える「熱燗」まで

温度が低いと→甘味度合いが下

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SAKE DIPLOMA (日本酒ソムリエ)ノート 41

SAKE DIPLOMA (日本酒ソムリエ)ノート 41

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日本酒のテイスティング 3

[味わい]

〈日本酒度〉

日本酒の甘口、辛口を数値化したもの

ただし日本酒度が高い(+)→アルコールの量が多い=アルコールの刺激により、甘味度合は上がる

低アルコールの日本酒は日本酒度が(−)でも辛口に感じられる
また、酸味・苦味が強いと甘味と相殺しあう

日本酒度は日本酒度計

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SAKE DIPLOMA(日本酒ソムリエノート)40 日本酒のテイスティング

SAKE DIPLOMA(日本酒ソムリエノート)40 日本酒のテイスティング

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日本酒のテイスティング 2

[香りの表現]
初めに感じた全体像がわかるように

若々しく

華やかな

爽やかな

ふくよかな

豊かな

強い

芳醇な

優しい

穏やかな

上品な

調和のとれた

果実香主体の

複雑性のある

熟成香を感じる

それぞれの単語に強弱をつける(果実や植物、スパイスなどに)

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SAKE DIPLOMA(日本酒ソムリエ)ノート 39 日本酒のテイスティング

SAKE DIPLOMA(日本酒ソムリエ)ノート 39 日本酒のテイスティング

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SAKE diploma 第4章

日本酒のテイスティング

SAKE diplomaに求められるテイスティングは、ワインで行われているように世界各国のテイスターが共有できる〝もの〟に例える表現方法がふさわしく、従来はポジティブに評価されていなかった香りの要素(例 つわり香など)についても、必ずしも欠点ではなく、む

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